知れば知るほどおもしろい! 大人女性は「相撲」に夢中

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更新日:2016/2/10

 今年初場所で琴奨菊が初優勝し、大いに盛り上がった相撲界。しかし相撲といわれると、「よく分からない」「年配の方が楽しんでいるイメージ」と思っている女性が多いのでは? いやいや、そんな先入観で相撲を敬遠するなんてもったいない! むしろ最近では、相撲好きな女性を“スージョ”と呼ぶほど、相撲にハマる女性が増えているのだ。『大人のおしゃれ手帖』3月号(宝島社)では、「たくましくて、かわいい! 大人女性は相撲に夢中」と題して、6ページにわたり相撲の魅力を紹介している。本記事では同特集からいくつかピックアップしてお届け!

意外に知らない力士の序列

 横綱、大関、関脇…相撲のニュースで聞こえてくるこれらの単語は、大相撲番付と呼ばれ、最高位は横綱、最下位は序ノ口と、10段階で分けられている。十両より下は力士ではなく“力士養成員”とされ、序ノ口と序二段は着物を着ることができず、寒い冬でもなんと浴衣一枚! 冬にコートを着ることができるのも幕下からで、履物や足袋の色も階級によって決まっていたりとそこには厳しいルールが…。もちろん上の階級に上がっても、負け越したら降格となるため気は抜けない。横綱は負けても番付が下がることはないが、強くて当然とされているため、勝てなくなったらそのまま引退という厳しい地位なのだ。


おもしろいまわしに注目! とんでもなく高価なものも!

 十両以上になると土俵入りがあり、その際に身につけるのが“化粧まわし”。主に後援会やファンが贈るのがならわしとされ、通常ひとつ作る費用は100万前後。今年の初場所で日馬富士が身につけた、24金の純金プレートが300gついた化粧まわしは、3000万円以上といわれているそう…。その他、勢関の西原理恵子イラスト、千代大龍関のキン肉マンなど個性的なものも多く、化粧まわしに注目して楽しむのも面白いかも!

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正統派イケメン? それともキュート系? タイプ別に注目力士を紹介

 せっかくハマるなら、アイドルグループの中から推しメンを見つけるように、自分好みの力士を見つけて成長を見守りたい…。そんなあなたのために特集内では、「イケメン」「キュート」「セクシー」「個性派」の4タイプに注目の16力士を分類。ちなみに今年初場所で優勝した琴奨菊は、「キュート」に分類されている。さあ、あなたの好みを見つけてみよう。

 その他、行司さんへのインタビューや、相撲豆知識、相撲ジャーナリスト・どす恋花子のミーハー相撲道など初心者にもってこいの企画が盛りだくさん。ルールがシンプルで初心者も気負いなく楽しめる一方、歴史があり知れば知るほど面白く、奥深い相撲。ぜひ一度足を運んで、生の取組から迫力を感じてみてはいかがだろうか。

『大人のおしゃれ手帖』3月号はその他にも生活に役立つ情報が満載。「自分らしく過ごす家の作り方」では、今まで後回しになりがちだった「家」について改めて考えることを提案。大人のおしゃれ手帖世代で自分らしく過ごす人たちの、インテリア・暮らし方・家具選び・キッチンなどについてのこだわりがたっぷりつまっている。

木村佳乃さんが表紙を飾る『大人のおしゃれ手帖』3月号

付録はプランテーション 春気分のポーチ2個セット

■『大人のおしゃれ手帖』2016年3月号
特別定価:780円(税込)
出版社:宝島社
⇒公式サイトはこちら