100均なのに上品!可愛い♡ ”バレンタインラッピング”3パターン!

暮らし

公開日:2016/2/11

 来たる、バレンタインデー! 気合いを入れてチョコを手作りする人もいれば、市販のものを買うだけという人もいることでしょう。でもせっかくなら、贈る相手に喜んでもらえるものをあげたいですよね。それならば、今年はラッピングに力を入れてみるのはどうでしょうか!? お金をかけず、簡単で可愛いラッピングの方法を知りたーい!

「100円ショップに売っているものを使って、簡単に可愛いラッピングをすることができますよ」

と、語るのは包装作家の正林恵理子先生。正林先生考案の、『もっとエコ・ラッピング~思わず誰かにプレゼントしたくなる~』(大和書房)のワザを駆使すれば、コストは安いけど、高く見えてなおかつオシャレなラッピングが可能なんだそうです。先生、さっそくご教授お願いします!

材料はチープで身近なものなのに、完成形はリッチに見えるのが「エコ・ラッピング」の定義だそう。

シンプル素材が高見えのポイント!

 今回教えていただいたのは、紙皿、紙コップ、紙袋を使ったラッピング方法。装飾品となるヒモやリボン、マスキングテープ、転写シールなども一緒に100円ショップでゲットします。素材を選ぶときのコツはあるのでしょうか?

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「できるだけシンプルなものを選ぶのがポイントです。派手な柄のものだと、一気に安っぽく見えてしまいます。また、色も発色がいい赤やピンクより、ネイビーや白、青などシックなもののほうがいいですね。色数もおさえ、“シンプル系”や“清楚系”といったように雰囲気を揃えるといいですよ。」(正林先生)

 なるほど~。100円ショップで、なるたけシンプルな装飾品を選んだら、いざラッピング!

紙皿を重ねれば、丸型ケーキがすっぽり!

材料
・紙皿(18cm~20cmで、なるべくやわらかい素材もの)
・レースペーパー
・ヒモ(細めのものが◎)、リボン、転写シールなどの装飾品

 2枚の紙皿を用意し、ヒダを作るように縁を立てていきます。紙皿を組み合わせれば、丸いケーキがすっぽり入るラッピングの完成! レースペーパーを載せて、ヒモやリボンで装飾すれば、そのままプレゼントできちゃいます。紙皿なので、ケーキを分けるときにも使えるので便利!

コーヒーフィルターをくしゃくしゃにしてから巻いていきます
バラがポイントに! 風合いがおしゃれ!

小さなトリュフは紙コップBOXで♡

材料
・紙コップ(白またはクラフト)
・マスキングテープ、タグ、ヒモなどの装飾品

 まず、紙コップの縁を切り取ります。側面の合わせ目を基点に、4箇所に印をつけ、三角形にカット。内側に折り重ね、向かい合った側面が噛み合わさるように切り込みを入れると、小さなBOXラッピングが完成! 小さなクッキーやトリュフなどを入れるのに最適です♪

今回使用したシールは筆記体フォント。
安っぽくならないように丸みのないフォントを選ぶのがポイント!

紙袋で簡単小箱風ラッピング!

材料
・紙袋(赤、クラフト、茶系など)
・ヒモ、シールなどの装飾品

色付きの紙袋を選ぶと華やかさがプラスに!

 紙袋を内側に折りたたむだけの、超簡単ラッピング! 折りたたんだ紙袋を2つ組み合わせれば、小箱風に。折る回数によって箱の高さを変えられるので、パウンドケーキなど高さのあるお菓子にピッタリ♡

「ラッピングは、なによりも全体のバランスが重要。色や柄が浮いていないか、チェックしながら作ってみてくださいね」(正林先生)

 100円ショップの材料でこんな可愛いラッピングが完成するとは驚きです。今年のバレンタインは、オリジナルラッピングで勝負するしかない! 『もっとエコ・ラッピング』(大和書房)には、このほかにも、サランラップの芯や、封筒など、身近にある素材を使ったラッピング術が満載。バレンタインに備えて、ぜひご一読してみては♡

正林先生は、海外旅行先で見つけたかわいいステッカーやMAP、
買い物時のレシートをストックしているそう! 転写してラッピン
グのアクセントに使えばおしゃれ度がアップ!

文=中村未来(清談社)

♥バレンタインデーは手作りが一番!まだ間に合う「3つのチョコ」レシピ♪

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バナナマフィン
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