ベッキーも宮崎元議員も“不倫予防”さえしていれば…。なぜ、人は「ゲス不倫」をしてしまうのか?

恋愛・結婚

公開日:2016/2/17

 ベッキーとゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音の不倫騒動に始まり、元自民党議員・宮崎謙介の「ゲス不倫」、芸人・狩野英孝の「六股騒動」…。男女間の不貞問題は尽きず、いつだって世間を賑わす。大好き、ずっと一緒にいようね、と恋人と誓ったあの日。一生幸せでいよう、 と固く誓った結婚式。それなのに、なぜ、人は「浮気」や「不倫」をしてしまうのだろうか?

 ダ・ヴィンチニュースでは、その心理をひもとく関連書籍を過去にも紹介してきた。ここで、「やべっ自分のことだ…」とひや汗をかいている人や、自分はしないけど一連の騒動に踊らされてしまったなという人も、改めてこのテーマについて考えてみてはどうだろうか。

なぜ男は妻よりも美しくない女と浮気する?

 本書によれば、年代ごとに離婚を切り出す側とその理由に一定の傾向があるのだとか。「セックスレスが原因、妻が切り出す20代草食系夫離婚」「30代で急増する、夫が切り出すたちの悪いモンスター妻離婚」「夫も妻も、人生のリセット離婚が加速する40代」「50代妻が思い立つ“もうやってられない”離婚」と、世代別に原因が異なるのが興味深い。とはいえ、離婚最大の原因は“浮気”!さらに「浮気相手は、だいたい奥さんよりレベルが落ちる」という。なぜかはこちら→https://ddnavi.com/news/189909/で確認してもらいたい。もしもあなたが離婚問題の渦中にいるならば、中里氏の言葉に耳を傾けてほしい。「離婚を心の問題として捉えて悩んでしまうと、そこには正解も終わりもない無限地獄が待っています。ただし、もし感情を抑えて合理的に離婚と向き合うことができれば、そこにはいままでとは違った新しい道が開けます」とのこと。

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不倫の予防法ってあるの?

 自分の妻や夫からは得ることができない満足感と快感を“不倫”では味わえる。きっと人が不倫という泥沼にハマってしまう理由はそれに尽きるだろう。本書では、不倫を個人間の問題ではなく、社会問題として捉え、不倫の歴史や、不倫を行ってしまう人間の心理、そして不倫という恐ろしい“病原体”から自分を守る「予防法」が語られている。だが、残念ながら「風邪」と同じでどれだけ予防をしても、不倫の絶対の解決法はない。それでも不倫から自分の身と家族を守るための知識は身につけておくべきだろう。詳しくはこちら→https://ddnavi.com/news/269418/

女性は男性よりも5倍不倫にハマりやすい! 経験者226人が語る不倫の実態

みんなの不倫 お値段は4493万円!?』(露木幸彦/宝島社)

 不倫はれっきとした不法行為である(民法709・710条)。にもかかわらず“いい大人”がハマってしまうのはなぜなのか? そして当事者たちは不倫にどんなメリット・デメリットを感じているのか? 不倫経験者226人(男46名・女180名)に実際にアンケートを行いまとめたのが本書。https://ddnavi.com/news/225276/では、①女性は男性よりも5倍不倫にハマりやすい。②性欲を発散したい男性、恋愛をしたい女性。③不倫中毒者には共通点が2つある。の3つのテーマから「不倫の実態」を分析。自分の心の中を客観的に分析してみることは時に必要かも。

 ベッキーのスポンサー10社打ち切りに休業、宮崎元議員の辞職をみても、浮気や不倫の代償は非常に大きい。1回くらいなら大丈夫、今回はお遊び、で始めた関係にどっぷりはまり、気づけば家庭は崩壊、職場では白い目で見られ社会的立場を追われ、地獄の日々を送るハメに。私は、オレは大丈夫、そんな保証はどこにもない。過ちを犯さないためにも、ぜひ読んでもらいたい3冊。