『俺妹』高坂桐乃の「18歳選挙」キャンペーンモデル起用にファン歓喜！「おめでとう！」「国が推すとは」

　TVアニメ化もされた人気ライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』。“俺妹”の愛称で親しまれる同作に登場する、ヒロイン・高坂桐乃（こうさか きりの）が、「18歳選挙」キャンペーンのイメージモデルに起用されることが決定した。キャラクター公式Twitterでもその旨を告知し、ファンから祝福の声が上がっている。

　2008年～2013年まで全12巻で刊行された、著・伏見つかさ、イラスト・かんざきひろのライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』。主人公・高坂京介には、茶髪にピアスのイマドキ女子中学生である、かなり美人な妹・桐乃がいる。頭も良く、スポーツも万能で、その上雑誌モデルも務めるパーフェクトな妹なのだが、京介はある日、そんな妹が萌えアニメや男性向け美少女ゲームなどに夢中な、いわゆるオタクだった事実を知ってしまう。それにより、京介もオタクの世界に踏み入れていくというドタバタコメディーだ。

　シリーズ累計500万部を誇る同作は、マンガ、ドラマCDなど、さまざまなメディアで展開され、中でも中村悠一、竹達彩奈らが出演したTVアニメは人気を博した。またTVアニメの人気に伴い、ヒロイン・桐乃を中心に、アーティスト・ClariS、アルバイト情報サイト、香水、自動車ディーラーなど、多くのコラボレーションが行われてきた。そしてこのたび、桐乃が新たに「18歳選挙」キャンペーンのイメージモデルに大抜擢された。

　総務省は、2016年から18歳以上が選挙権を持つことを受け、18歳からの選挙権について考えたり、話し合ったりするシンポジウムやワークショップなどを全国で行っている。そうした活動の一環として、18歳になった桐乃をモデルに起用。伏見の書き下ろし小説＆かんざきの描き下ろしカラーイラストの小冊子が、全国のシンポジウムで無料配布されるという。

　この決定を桐乃（きりりん）がTwitterで告知すると、ファンからは「しゅご～い！」「嬉しいよ！ おめでとう！」「さすがッス」「国が推すとは」「2年半も経ってなお人気があり、総務省から依頼が来るって、国が神作品って言ってるようなもんでしょ」など、賛辞の声が上がった。

　また、小冊子を見たファンも「桐乃ちゃん成長したな」「かわぇぇぇ！」「この絵はなんか反則」「きりりん、欲しい」と、18歳になった桐乃の姿に興奮しているよう。

　さらに配布されるシンポジウムが、残すところ札幌と仙台の2カ所のみとなってしまっているため、「ちょ！ 愛知もう終わってる」「うお！ めっちゃ欲しいけど、シンポジウムもワークショップも粗方終わってるね」「シンポジウムに参加できる学生さんが羨ましいです」と、残念がるファンも見られる。

　しかし、シンポジウムに参加できない人も、小冊子ゲットのチャンスは残されている。桐乃いわく、2016年3月13日（日）開催の「電撃文庫 春の祭典2016」でも配布するとのこと。なくなり次第終了となってしまうため、どうしても欲しいファンは、早い時間に行ったほうが良さそうだ。

■『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』12巻
著：伏見つかさ
イラスト：かんざきひろ
価格：680円（税込）
発売日：2013年6月7日
出版社：KADOKAWA

■「電撃文庫 春の祭典2016」
開催日時：2016年3月13日（日）　10：00～17：00（予定）
会場：ベルサール秋葉原、秋葉原UDX
入場料：無料
主催：KADOKAWA　アスキー・メディアワークス
※両会場とも、徹夜での並びは禁止
⇒「電撃文庫 春の祭典2016」イベント情報