読者審査員の圧倒的支持――ダ・ヴィンチ文学賞大賞決定

文芸・カルチャー

2011/9/5

5月10日(火)、第6回ダ・ヴィンチ文学賞、第5回『幽』怪談文学賞(主催:メディアファクトリー)の授賞式が都内で行われた。
  
第6回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞したのは、工藤水生(くどうみずお)さんの『笑えよ』。
  
応募総数628点の中から読者100名審査員の圧倒的な支持を受けた本作品は、同性に寄せる思いを軸にしながら、恋とも友情とも分類しきれない感情でつながった高校生男女3人を描く青春小説。
  
読者審査員からは、「ありふれた恋愛話(三角関係など)に転じることなく静かにストーリーが展開するので、思春期の男女が直面する複雑で手に余るような気持ちに共感しながら読むことができた」など支持の声が寄せられた。
  
第5回『幽』怪談文学賞の受賞作は下記の通り。 ■短編部門 大賞:平金魚『不幸大王がやってくる』  ■長編部門 大賞:三輪チサ『死者はバスに乗って』
  
ダ・ヴィンチ文学賞受賞作は、『ダ・ヴィンチ』7月号(6月6日発売)に全文が掲載される。 また、『幽』怪談文学賞受賞作は今後、単行本化の予定だ。