被災の伊坂幸太郎が支援活動――復興書店

社会

2011/9/5

小説家・島田雅彦さんが、4月15日にWeb書店「復興書店 リバイバル&サバイバル」をオープンした。
  
島田さんの呼びかけに100名を超える作家たちが賛同し、被災地への支援活動を行っている。参加を表明した作家のなかには、自身も居住する仙台で被災した伊坂幸太郎さんも。
  
「参加してくれた作家たちには、自著にサインやメッセージを書き込んでもらったものを復興書店に送ってもらっています。その売上から最小限の管理コストを差し引いた額を寄付するシステムです」と島田さん。
  
さらに「紙の本は印刷や保管などのインフラを伴うため復興への重荷になる場合もあるかもしれない。そんな中、電子書籍は大きな可能性を持っている」と電子出版をチャリティに結びつけられないかとの考えを示し、「この震災は出版界に対して、具体的な未来イメージをつくりだすことも迫っている」と続ける。
  
「作家の中にも、3・11以前のように書けないんじゃないかと悩む人は多い。だったら3・11以後をつくる。傷ついた自分をリセットして立ち直るために、言葉を発信していかなくては」
  
――活字から始まった支援は今、大きな力強い流れとなっている。
  
「復興書店」公式サイト
  
 
  
(ダ・ヴィンチ6月号「出版ニュースクリップ」より)