ペットロスから立ち直らせてくれたのはやっぱり2匹の犬でした…すべての愛犬家に贈る『また、犬と暮らして。』

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/16

 ブログ「富士丸な日々」で日本一有名になった犬、富士丸の急死。『またね、富士丸。』で、最愛の“相棒”の死による深い心の傷や、壮絶な悲しみからの再生を描いた著者・穴澤賢の新作『また、犬と暮らして。』が、2016年2月20日(土)に刊行された。

 『またね、富士丸』から5年。穴澤が、再び犬を迎え入れることになったきっかけや心境、そして2頭目を迎え、現在に至るまでの道のりをまとめたのが『また、犬と暮らして。』だ。愛犬を亡くした人、犬との生活を満喫している人、これから犬との生活を夢見る人、すべての愛犬家に贈る、犬と暮らす素晴らしさがつづられている。

<『また、犬と暮らして。』内容>
それもペットロスの症状だというのなら、そうだろう。
そんな頃に大吉がやってきた。まず変わったのは、「そうそう、犬ってこうだったよな」と、かつての感覚が蘇ってきたことだった。それがなんとも嬉しい。ごはんの準備をしたり、散歩に行ったり、トイレシートを片付けたり、抜け毛がたまるのですぐに掃除機をかけたり、ウンチを拾ったり、そういう行為のすべてに彩りがあるようで、それまでの白黒写真のような世界に一気に色とりどりの花が咲き乱れるような、そいえば大袈裟に聞こえるかもしれないが、犬がそばにいるだけで自分でも驚くほど劇的な変化が訪れたのは事実だ。―

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■『また、犬と暮らして。
著:穴澤賢
価格:1,620円(税込)
発売日:2016年2月20日(土)
発行:世界文化社

■『またね、富士丸。
著:穴澤賢
価格:1,620円(税込)
発売日:2010年10月21日
発行:世界文化社