劇場版アニメ『黒子のバスケ』最新情報にファンの喜び爆発!「あの試合が大画面で見れるだと!?」

マンガ

公開日:2016/3/11


 全国の女子を中心に絶大な人気を誇り、『スラムダンク』以来のバスケットブームを引き起こしたマンガ『黒子のバスケ』。2015年9月に制作が発表されていた同作の劇場版アニメの詳細情報が、2016年3月3日(木)発売の『少年ジャンプNEXT!! 2016』vol.1で明かされた。

 TVアニメで放送されたウインターカップ編の総集編を3部作として2016年内に、『週刊少年ジャンプ』での連載終了後、『少年ジャンプNEXT!!』で連載していた後日譚「EXTRA GAME」を2017年に完全新作映画として公開する。この発表にファンは「絶対に見に行く!」「三部作と新作、これは豪華ですね! 楽しみです!」「黒子っちー!待ってたよー!」と大喜びだ。

 2006年の「第44回 ジャンプ十二傑新人漫画賞」にて十二傑賞を受賞後、2009年に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした藤巻忠俊のデビュー作『黒子のバスケ』。影の薄い主人公・黒子テツヤがその特性を生かして活躍し、黒子のクラスメイトでチームのエース・火神大我と共にバスケットボールのインターハイ制覇を目指す。同作の人気を加速させたのが中学時代の黒子のチームメイトで、「キセキの世代」とも呼ばれている個性的なライバルたち。コートのどこからでもシュートを決めることができる秀徳高校の緑間真太郎、桁外れの運動能力とバスケセンスを兼ね備える桐皇高校の青峰大輝、一度見たプレイをコピー出来る海常高校の黄瀬涼太、身長208cmで圧倒的なパワーを誇る陽泉高校の紫原敦、中学時代「キセキの世代」を束ねていたキャプテンで未来の予測ができる洛山高校の赤司征十郎らは、幾度となく黒子の前に立ちふさがり名勝負を繰り広げてきた。

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 連載初期は人気がなかなか伸びず苦戦していたが、2012年4月のアニメ化を機に『週刊少年ジャンプ』を代表する大ヒットマンガに。単行本の売上も2009年4月に発売された第1巻の初版は5万部だったものが、2013年10月に発売された第24巻の初版は100万部を記録、そして全30巻の累計では3,000万部以上を売り上げている。『週刊少年ジャンプ』での連載は2014年の40号をもって惜しまれながら終了してしまったが、『少年ジャンプNEXT!! 2014』のvol.6より『黒子のバスケ EXTRA GAME』として新章が開幕、2016年のvol.1まで連載されていた。

 今回新作映画として描かれるのは『少年ジャンプNEXT!!』で連載していた、高校のウインターカップ終了後の話。中学時代以来再び手を組んだ「キセキの世代」チームと、赤司以上の未来予知能力を持つナッシュ・ゴールド・ジュニア、「神に選ばれた躰」と呼ばれるバスケの天才ジェイソン・シルバーら、規格外れの能力を持ったアメリカチームとの激しい試合を中心に物語は展開される。

 このドリームマッチは読者から大好評で「エクストラゲームのアニメ化はやばいっ!」「あの試合が大画面で見れるだと!?」「赤司の『黙れ下衆が』『首を洗って待っていろ』はぜひ英語で日本語字幕にしてほしい」「短髪黄瀬涼太をあんな大画面で見るなんて死ぬ」など映画館で観れることに興奮する声や、「ナッシュ役宮野真守ワンチャンあるよな?」「ナッシュの声優さんは小山力也さんぽいなー」「ナッシュ役には中村悠一さんを所望します」と声優を予測する声などさまざまな反響が出ている。

 2016年4月8日(金)からは『黒子のバスケ』の舞台が東京・池袋のサンシャイン劇場で上演されるなど、連載終了後も人気の熱は冷める様子を見せない同作。今後はどんなメディア展開を繰り広げるのか目が離せない。

■『黒子のバスケ EXTRA GAME 前編
著:藤巻忠俊
価格:432円(税込)
発売日:2015年9月4日
出版社:集英社
⇒アニメ「黒子のバスケ」公式サイト