店主みずから猟をして極上のジビエ料理を提供するお店を紹介『猟師食堂』

食・料理

公開日:2016/3/26


 店主みずから猟をして極上のジビエ料理を提供するお店を紹介する『猟師食堂』が、2016年3月25日(金)に発売された。

 日本全国の狩猟関係者を取材し、彼らと行動をともにしつつ、狩猟文化、日本人の食文化などを追い続ける著者兼カメラマンでもある田中康弘が、獣肉と食のプロである店主とともに山へわけ入り、あらゆる行程を撮影し、そして食して語る。

 店主みずから猟をして、仕留め、解体して、調理して、極上のジビエ料理として提供する、全国にある『猟師食堂』。獲物はシカ、イノシシ、鳥、ときにはタヌキなどさまざま。猟師であり料理人である店主が、どんな方法で猟を行うのか? どのようにさばいて獣肉や鳥肉を新鮮に保っているのか? 何にこだわって調理しているのか? さらには、命をいただくとき、彼らはなにを感じ、思考しているのか? 彼らと共に山へわけ入り、すべての行程をつぶさに見てきた著者によるルポルタージュだ。

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■『猟師食堂
著:田中康弘
価格:1,500円(+税)
発売日:2016年3月25日(金)
発行:枻出版社

田中康弘
1959年、長崎県佐世保市生まれ。島根大学農学部林学科、日本写真学園を経てフリーランスのカメラマンに。20年以上にわたり秋田県阿仁村のマタギを取材し続け、それをみずから執筆した『マタギ』にて作家デビュー。著書に『マタギ』『女猟師』『マタギとは山の恵をいただく者なり』『山怪』『猟師が教えるシカ・イノシシの利用大全』。