恋愛に何を求めているかわからない“恋愛ブサイク”な全ての女性へ捧ぐ!

アニメ・マンガ

2016/3/29

 「なんで私っていつも男運がないんだろう」なんて思うことありませんか。恋愛って、うまくいくひとはうまくいくけど、いかないひとはとことんいかない。そんな、恋愛下手、もとい“恋愛ブサイク”と自他ともに認める、あさの☆ひかりさんが、自らの恋活模様を描いた新感覚のコミックエッセイ『恋愛ブサイク 写メを撮っている間に恋も料理も冷めちゃいました』(あさの☆ひかり/双葉社)を出しました。

 あさのさんって、三十路といいつつ、以前はグラドルもやっていて普通にスタイルがいい可愛い女性なんですよね。しかし、なぜだか恋愛となると痛い目ばかり見てしまう始末。女性誌のライターさんに恋愛経験を尋ねられた際には、「初デートで酒に薬を盛られてガチ修羅場」なんていう恐ろしいエピソードも。

 恋活エッセイが始まり、一念発起、あさのさんは様々なところに出会いを求めて繰り出します。記念すべき第1話は、「レンタル彼女」。

……いやいや、あさのさん、なぜ最初がオーソドックスな“合コン”や“街コン”ではなく、“レンタル彼女”なんて危ない選択肢に手を出すんですか。さすが、出だしからつい突っ込んでしまうほどの“恋愛ブサイク”っぷり。その後も騙されて風営法違反の風俗店に突入したり、芸能人と出会えるバーかと思ったら、お金で芸能人を買えるデートクラブだったり、初デートで襲われかけたりなど、とにかく空回りばかり。

 決して、ふざけているわけではないんですよ。あさのさんはいつだって真剣に出会いを求めていて、なぜだかそれがうまくいかない。あまりに失敗続きなので、藁にもすがる思いで行ったのは、なにやらあやしげな“恋愛セミナー”。しかし、ここで先生の言うセリフが、意外と的を射ていて納得させられてしまう。

まずは自分の魅力を知ること そして自分の未来を明確に描いていくほど結果に繋がるんです

 なるほど! あさのさんも目からウロコといったところで、それからは「自分が恋愛や結婚に何を求めているか」を考えて行動するようになります。それまでって、“恋愛しなきゃ”という焦りばかりで失敗していたんですよね。本書でも、「そもそも恋愛において何を求めているかわからない」は“恋愛ブサイク”の定義のひとつとしています。

 気持ちを切り替えたってすぐにはうまくいかないもの。それでもあさのさんはへこたれずに恋活に奮闘します。そして、少しずつ、恋活もまともな方向に軌道修正されていきます。

 最終的には、あさのさんのスッキリとした表情が印象的です。彼女の恋活はどのような結末をたどるのか、そしてその清々しい表情の裏にあるものとは? ぜひ本編を読んで確かめてみてください! 「出会いがない!」「付き合ってもすぐに別れてしまう……」そんな“恋愛ブサイク”のみなさん、ぜひ本書を片手に“恋愛ブサイク”からの脱却をはかりましょう。

文=園田菜々

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