【包丁&まないた不要】「ひとり暮らしごはん」15分で2品作れるレシピ!

食・料理

更新日:2016/4/6

 今日から4月がスタートし、新しい環境で生活をするという人も多いのではないでしょうか? 特に、実家を出て初めてのひとり暮らしをする人は、不安に思うことの1つに「毎日のごはん」があると思います。外食に頼るのも良いですが、費用もかかるし、健康のためにもできれば自炊したいもの。そんなひとり暮らしのごはん作りを応援する『ひとり暮らしごはん』(みないきぬこ/主婦の友社)が発売されました。本書は、よく買う食材や調味料でパパっと作れ、洗い物も少なくするために使う道具も最低限で作れるレシピばかりを紹介しています。また、ひとり暮らしだと余りがちな野菜の使い切りレシピやまとめて作っておくと便利なおかずまであるので、これ1冊あれば毎日のごはんの不安も解消されるはずです。もちろん、ひとり暮らし歴が長い人でも使えるレシピばかり。今回はこの中から、ほぼ包丁なし、まないたなしで作れる3品を実際に作ってみました。

1、卵とかにかまのレンジスープはるさめ(P.46)

具材はすべて耐熱ボウルへ
電子レンジで3分30秒加熱

 耐熱ボウルに水、鶏ガラスープのもと、オイスターソース、しょうゆ、こしょう、かにかま、はるさめ、ねぎ、溶き卵を入れます。それを、ラップをかけずに電子レンジで3分30秒加熱し、最後にごま油を加えれば完成です。

 このレシピはボウルに材料を入れて、電子レンジで温めるだけの、包丁も火も使わない超簡単、究極のひとり暮らしごはんの1つです。5分もあれば、ボリュームたっぷりで体が温まるスープができました。優しい味のスープがはるさめに絡んで、遅く帰ってきた時の夜食にぴったりです。

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2、油揚げのきのこ詰め煮(P.70)

 冷凍しておいた「きのこミックス」にかたくり粉をまぶし、油揚げに詰めて、口をようじで止めます。これを熱湯でさっと茹で、フライパンに入れたら酒、しょうゆ、砂糖、削り節を加え、ふたをし3分ほど煮れば完成です。

 ひとり暮らしの強い味方、数種類のきのこを冷凍したきのこミックスを使った簡単レシピです。油揚げにきのこを入れて、甘辛いタレで数分煮ただけで、数時間煮込んだような味に。お酒のあてにも良さそうです。きのこは冷凍することでうまみがぐーんとUPするので、ぜひ冷凍庫でストックしておきましょう。

3、朝から元気になれる「キャベツと目玉焼きのカレー風味のスープ」(P.91)

 サラダ油を熱したフライパンで豚肉を炒め、そこにねぎ、キャベツを加えて炒め合わせます。全体に油がなじんだら、みそ、砂糖、酒を合わせたものを加えて手早く炒めれば完成です。

 こちらはフライパンだけで作れるスピードレシピです。とは言え、肉と野菜をたっぷり使っているのでボリュームは満点。みそベースのタレが食欲をそそり、ペロッと一皿食べられました。10分もあれば作れるので、空腹で帰ってきた時にはぜひ。

 

ひとり暮らしごはんを手間なく豊かなものに
ひとり暮らしごはんというと、疲れていても帰ってから作らないといけないので、面倒と思いがちですが、このレシピなら15分もあれば2品作ることも可能なので、ぜひ面倒ぐさがらずに一度作ってみて下さい。自分で作った出来立ての味の美味しさに感動したり、作ってみると意外と良い気分転換になったりしますよ。ひとり暮らしが美味しいごはんと共に豊かなものになりますように。

文=JUNKO