読み聞かせで子どもの様子が変わる! 困っていた子どもの“イヤイヤ期”を親子で楽しむ新感覚絵本

出産・子育て

更新日:2016/4/8


 2016年4月8日(金)に、育児雑誌『Baby-mo(ベビモ)』読者からのリアルな声から生まれた育児のお悩み解決絵本『いるよね~! こんな こ』が発売される。困っていた子どもの“イヤイヤ期”を親子で楽しむことができる新感覚の“実用えほん”で、実際に幼稚園や親子カフェで子どもたちに読み聞かせを行ったところ、「もう一回読んで!」の声が続出。子どもたちにもママにも好評だったそう。

 何をしても「イヤイヤ」ばかり言う1才半~3才頃の“イヤイヤ期”に手をやいているパパやママは多いのではないだろうか。同書では、イヤイヤ期にありがちな子どもの行動を前から、そしてイヤイヤ期の子の褒めてあげたい事例を後ろから楽しむことができる。

 前から読むと、子ブタのブブタがイヤイヤをしている様子や、周りの人が困っている様子など、この時期によく表れる「とにかくイヤ!」「なんでも自分の思いどおりにしたい」という様子が描かれている。

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 ひっくり返して後ろから読むと、前ページの“イヤイヤ!ブブタ”の違う一面、“すごいね~!ブブタ”が登場。ママも子どもも笑顔になれるシーンが満載だ。


 親には悩ましい“イヤイヤ期”は、子どもが成長する過程でとても大切な時期。「イヤ!」ということで自分を表し、それを受け止められることで、安心して自分らしく育っていく。だからこそ、“イヤイヤ期”の卒業は急がないことが肝心。

 “イヤイヤ期”に起こる事例を子ブタのブブタを通してみることで、ママも子どもと一緒にイヤイヤ期を楽しんで乗りきれること請け合い! 同書の前後が出合う真ん中のページで、“イヤイヤ期”が“いとおしさ倍増期”になるかも?

■『いるよね~! こんな こ
作・絵:たかいよしかず
監修:宮里暁美
価格:800円(+税)
発売日:2016年4月8日(金)
出版社:主婦の友社

たかいよしかず
大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業。明治「マーブルチョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、公文式「Baby Kumonベビーくもん」のキャラクター「くろくまくん」など多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍。主な作品に、『怪談レストラン』シリーズの装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズなど。

宮里暁美
国立大学法人お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所教授。文京区立お茶の水女子大学こども園園長。子どもの姿に「耳をすますこと、目をこらすこと」を心がけ、30年以上、保育の現場や保育者養成に従事。2016年4月より現職。著書に『子どもたちの四季』(主婦の友社)。3児の母。