糖尿病や高血圧、認知症などからむし歯予防まで! MEC食でボケない・老けない・疲れない!

健康・美容

公開日:2016/4/13


 やせて健康になれる食事法として話題の“MEC食”の入門書『肉・卵・チーズ MEC食でボケない 老けない 疲れない!』が2016年4月13日(水)に発売される。

 “MEC食”とは、渡辺信幸ドクターが提唱する、糖質オフをしながら、食事の中心を「肉・卵・チーズ」にして、一口30回よく噛んで食べる食事法のこと。1日の目安は肉200g、卵3個、チーズ120gと、たっぷり摂れていつでも楽しく食事ができる。

 “MEC食”は、体脂肪の燃焼を妨げ、肥満ホルモンの分泌を促す“糖質”を減らし、動物性たんぱく質と脂質をしっかり摂ることで、体に必要な栄養素はしっかり確保できる。なので、体に栄養が満たされることで過剰な食欲がおさまり、やせ体質になっていく。さらに、“MEC食”なら外食やお酒もOK! 厳しい食事制限に挫折した人にも向いている食事法だ。

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 同書では、そんな“MEC食”を噛む力が弱まってきた中高年世代でも続けやすいように工夫された、肉・卵・チーズを使ったレシピを60種類紹介している。

<やわらくて食べやすい、肉レシピ>


「豚しゃぶのマスタードチーズソテー」
歯に自信がない人でもかみ切りやすく30回よくかむことで肉本来のおいしさを味わえるレシピ。いちばん薄いしゃぶしゃぶ肉を2~3枚重ねることで厚みを出すのがコツ。ボリュームがあるのに、食べるとやわらかでお肉の味を楽しめる。一人分糖質量5.5g。

<おいしく、たくさん食べられる簡単卵レシピ>


「ゆで卵のピクルス」
ほんのり甘ずっぱい味わい。小腹がすいたときのおやつにピッタリのゆで卵メニュー。意識しなくても1日3個の卵をしっかりとれるレシピなどMEC食が続けやすい! 1個分の糖質量1.2g。

<チーズ初心者でもこれなら食べやすい、塩分の心配も少ない チーズのおつまみ風スピードメニュー>


チーズ初心者でも食べやすく、塩分の心配がすくないレシピ。写真上から、すりごまの香ばしさと食感がアクセントの「クリームチーズごまあえ」。アボカドをざっくりとつぶしてあえ衣に使った「チーズのアボカドペッパー」。チーズ、みそ、ねぎの意外な組み合わせの「チーズと焼きねぎのぬた」(それぞれ一人分糖質量 2.7g、4.6g、6.1g)

 また同書では、ダイエットの側面だけでなく、中高年の様々な健康上の悩みの改善に“MEC食”が効果を上げていることに注目。渡辺が治療してきた4,000人以上のデータから、肥満以外にも糖尿病や高血圧、認知症、脂質異常症、肝機能の衰え、更年期の症状にも効果をあげてきた実例を紹介している。さらに、「歯周病や知覚過敏の改善、むし歯予防にも効果がある」として“MEC食”を勧めている歯科医の小幡宏一による解説も収録。レシピのレパートリーを増やして、“MEC食”を始められる一石二鳥の1冊だ。

■『肉・卵・チーズ MEC食でボケない 老けない 疲れない!
著:渡辺信幸(こくらクリニック)
価格:1,300円(+税)
発売日:2016年4月13日(水)
出版社:主婦の友社

渡辺信幸(わたなべ・のぶゆき)
1963年愛知県生まれ。名古屋大学医学部卒業。沖縄県の中部徳洲会病院に入職し、伊良部島、宮古島などの離島医療にも従事。2010年、こくらクリニック院長に就任。離島での診療経験から、生活習慣病を改善・予防する食生活に注目し、肉・卵・チーズを中心にした誰でも簡単にできるMEC食を考案。以来、4,000人以上の患者の肥満、糖尿病や高血圧をはじめとした生活習慣病の治療に実績をあげるかたわら、テレビ、ラジオ、講演などでMEC食の普及につとめている。