慶良間列島の青・西表島のマングローブの森・加計呂麻島の入江―高城剛の『人生を変える南の島々。日本編』

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公開日:2016/4/30

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 全くあたらしいガイドブック『人生を変える南の島々。日本編』が、2016年4月22日(金)に発売された。同書は、旅していた友人の話を聞くような感覚で読み進められる、“新しい視点の旅ガイド”になっている。

 クリエイター、執筆家、DJとして著名な高城剛が実際に訪れ、現地でしか分からない生の情報に接し、独断と偏見で選んだ南の島々を紹介する。観光や美食に明け暮れる旅行ではなく、「自分を取り戻す旅路のための全くあたらしいガイドブック」と銘打ったシリーズ第3弾は、沖縄、奄美の島々を巡る<日本編>だ。

 現在、LCC(格安航空会社)によって個人旅行が増え、トラベルスタイルが変化つつある。その変化に合わせ、あたらしい羅針盤となるのがこのシリーズ。世界遺産や水族館、石垣牛やお土産探しの旅ではなく、「南国化する」日本の未来を先取りし、同じように未来の自分を見つけ出す旅路があるはず。

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なにより日本は世界有数の美しい南の島々を持つ国だ。年間150万人を超える日本人が訪れるハワイより、また、アジアのどの国より美しい南の島々がこの国にはある。京都や富士山とは違った、世界に誇る素晴らしい日本が、そこにはあるのだ。数だけを見ても、インドネシア、フィリピンに次ぐ世界第3位の島数を誇る国家で、世界的に見ても、古い歴史や連綿と続く素晴らしい文化を持つ南の島々が我が国には多くある。だが、日本人はそれを本当に理解しているのだろうか? 盲目的に讃美される日本論は横目においても、ガイドブックに誘われるまま食べ歩きの旅も少し足を止め、もう一度、日本の南の島々をゆっくりと再考するのはいかがだろうか?本文より抜粋

<紹介される島々>
阿嘉島/粟国島/奄美大島/波照間島/伊江島/伊平屋島/伊良部島/西表島/石垣島/伊是名島/加計呂麻島/喜界島/久米島/黒島/水納島(多良間村)/水納島(本部町)/宮古島/沖縄島/下地島/竹富島/多良間島/渡嘉敷島/渡名喜島/与那国島/与論島/座間味島

■『人生を変える南の島々。日本編
著:高城剛
価格:1,980円(+税)
発売日:2016年4月22日(金)
出版社:パブラボ

高城剛(たかしろ・つよし)
クリエイター、執筆家、DJ。1964年、東京都葛飾区柴又生まれ。日本大学芸術学部在学中に「東京国際ビエンナーレ」でグランプリを受賞。その後メディアを越えたクリエイターとして横断的に活動。著書に『NEXTRAVELER(ネクストラベラー)』vol.01~04、『2035年の世界』、『世界はすでに破綻しているのか?』、『モノを捨てよ世界へ出よう』、『時代を生きる力』、『人生を変える南の島々。〈ヨーロッパ編〉〈アジア編〉』など。また、電子書籍として『白本』『黒本』『青本』などがある。

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