萩尾望都の傑作エッセイ集が美しい原画を用いた新カバーで待望の文庫化!

マンガ

公開日:2016/5/7

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 萩尾望都の傑作エッセイ集『一瞬と永遠と』の文庫版が、2016年5月6日(金)に発売された。萩尾のあこがれ、求めるものたちが詰まった珠玉の一冊だ。

 同書は、萩尾が80年代より現在までに執筆したエッセイ、レビューを集めたエッセイ集。自己の世界の確立に立ち会ってくれたある編集者のこと、10代で「漫画家になる」と決意させてくれた手塚治虫、忘れ得ぬ銀世界の情景、両親との葛藤……など、仕事と人生、そして様々な表現作品についての48編が収められている。

 あの頃は今がどんな未来へ繋がるか、考えもしなかった。そしてやっぱり、ここにいる…。飾り気なくシンプルで美しい言葉から、繊細で独特な感性と、数々の代表作につながる深い思索を感じられるはず。

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 文庫化に際し、原画を使用した新カバーとなり、新たに「女心」「わが師の恩」のエッセイ2編と「文庫版によせて」が収録された。解説では、萩尾の作品を数多く読んできた、歌人の穂村弘が熱く語る。

■『一瞬と永遠と
著:萩尾望都
装画:萩尾望都(「あぶない丘の家」より)
装丁:児玉明子
価格:660円(+税)
発売日:2016年5月6日(金)
出版社:朝日新聞出版

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