『はいからさんが通る』『あさきゆめみし』大和和紀の原画展、東京開催にファン歓喜!「這いつくばってでも行く!」

マンガ・アニメ

2016/5/10

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 女性漫画家・大和和紀(やまとわき)のデビュー50周年を記念して、「大和和紀画業50周年記念原画展」が2016年6月30日(木)から7月12日(火)にかけて東武百貨店 池袋店にて開催されることが分かった。「大和和紀原画展…這いつくばってでも行く!」「こんなおめでたいことはないわぁ、152パーセント行くうううう!」「逆に行かない人っているの? ねえいるの?」と世代を超えた大勢のファンが歓喜に沸いているようす。

 1966年に『週刊少女フレンド』にて掲載された『どろぼう天使』で漫画家デビューを果たした大和。その後も『ハント ハント ハント』『ラブパック』など数々の名作を生み出し、世の少女から大人の女性まで魅了し続けてきた大和だが、1975年に連載をスタートさせた『はいからさんが通る』では、大正時代に生きる「はいからさん」こと花村紅緒と青年将校の伊集院忍とのハチャメチャな恋愛を描き、1977年には第1回講談社漫画賞少女部門を受賞。ロシア革命や関東大震災など、史実に沿った大正ラブロマンスと、女性の社会進出や生き方など、若くして少女漫画家の一線を担うこととなった大和だからこそ描ける世界観に「昔の恋愛はほんとに大変だってんだなって思い知らされた」「ラブロマンスだけじゃない強いメッセージが伝わってきた」と感想が漏れた。

 またもう1つの代表作で1979年から月刊『mini』で連載され、14年の歳月をかけて完結に至った『あさきゆめみし』では、古典「源氏物語」を題材に扱ったストーリーで、光源氏の恋愛模様を描いている。連載当初は参考になった書物が国宝・源氏物語絵巻くらいしかなく、資料と呼べる確かなものはほとんどなかった中で描かれた同作だが、宇治十帖を含む「源氏物語」54帖を忠実に描いており、とある高校では校内の図書館に常備されるなど古典の勉強としても利用されているほどで「歴史を知るにはもってこい」「これで古典を学んだ私」と大好評を博し、累計発行部数1,700万部を達成。だが2つの作品とも、物語の魅力や歴史書物としての読みやすさ以外に、より際立った魅力がある。それは大和が描き出す繊細なイラストだ。

 『あさきゆめみし』では王朝文学の世界の人々を、艶やかな魅力あふれる筆致と絵画と言われても不思議ではない迫力で見事描き切っている。特に源氏の正妻・葵の上と、彼女を殺そうと近づく六条御息所の生霊のイラストは「なんでこんなに艶っぽく人を描けるんだろう?」「2人がキレイすぎて辛い」「イラストに見とれすぎて口をぽかんと開けてしまった」と驚愕の声が上がった。

 またその他にも「姫君たちの十二単や小袿、公達の直衣どれをとっても美しい!」「資料が少ない中でよくこんな精巧なものが描けたもんだ」「絵から貴族の息遣いとか生活とか細かい描写もちゃんと描かれていて圧巻。漫画の域を超えてると思う」「先生の浴衣のイラストがすごすぎて、いつの間にか浴衣が好きになってた」と好評の声が上がるなか、その人気は日本だけにとどまらず浴衣や着物好きの外国ファンも巻き込み「これがイッツジャパンの醍醐味!」「日本を好きになったのは先生の漫画を読んだから」「先生の描く着物、ビューティフォーね!」と大歓喜。

 今回開催される「大和和紀画業50周年記念原画展」では、『はいからさんが通る』『あさきゆめみし』のほかに最新作の『イシュタルの娘~小野於通伝~』など、大和作品を代表する数々の名作のイラストが展示される予定。2015年にはあべのハルカスで同展が開催されており、実際に行ったファンからは「改めて先生のイラストのすごさを肌に感じた」「着物の柄を白のインクで細かく描いてる…。興奮のあまりよだれ出そうになっちゃいました(笑)」「生の原稿の迫力…半端ない!」と大絶賛されたため、今回の原画展にも期待がかかる。その繊細で圧倒的な画力を是非生で体験してみてほしい。

■「大和和紀画業50周年記念原画展」
会期:2016年6月30日(木)~7月12日(火)
営業時間:午前10時~午後8時
※最終日は午後5時閉場
※最終ご入場は各日閉場30分前まで
会場:東武百貨店 池袋店 8F催事場
入場料:一般800円、中高生500円、小学生以下無料

■『大和和紀画業50周年記念画集~彩~
著:大和和紀
価格:3000円(+税)
発売日:2016年3月28日(月)
出版社:講談社