「偏見」ってなんだろう? 三千人に一人、鬼がいる世界――。「鬼」という存在を通して描く人間の弱さと強さ

アニメ・マンガ

2016/5/31

『鬼さん、どちら』(有永イネ/小学館)  本書はごく平凡な高校生の日常を描いている。ただ一つ違うことは、彼女の頭には二本のツノが生えていることだけだ。  三千人に一人、「鬼」がいる世界。正確には「先天性頭部突起症」という病気なのだが、ツノの生えている人々には様々な偏見がつきまとう。そんな日本を舞台に、日常を描いている... 続きを読む