日本の食材で簡単に作れる! タイ国商務省認定「ソムオー」店主が監修の「タイごはん」【3品作ってみた】

食・料理

2016/6/5

『今日から作れるおウチでタイごはん』(ケームティー・ニン/学研)

 20年ほど前、海外の食材が日本のスーパーに置かれていることは珍しく、あってもかなり高額で気軽に買えるものではありませんでした。そんな頃から日本で本場の味を知ってほしいと、歌舞伎町にタイ料理のお店を開き、現在ではタイ国商務省に「Thai Select」店に認定されている「ソムオー」店主が監修したタイ料理のレシピ本『今日から作れるおウチでタイごはん』(ケームティー・ニン/学研)が発売されました。タイ料理と言えば女性が好きな海外の料理の1つですが、なかなか家で作るのは難しいと思われがちです。しかし、ここでは、日本のスーパーで買える食材で作られたレシピがほとんどなので、気軽に楽しめます。今回はこの中から、タイ料理を代表するような3品を実際に作ってみました。

1.辛くて酸っぱい、これぞタイの味!「きょうりのソムタム」


 ボウルににんにく、赤唐辛子、ピーナッツ、干しえび、ミニトマトを入れ、すりこ木で叩きつぶしながら混ぜます。ここにナンプラー、レモン汁、砂糖、千切りしたきゅうりを加えて、軽く叩きながらあえれば完成です。

 タイ料理の前菜と言えば、ソムタムと呼ばれる辛くて酸っぱいサラダが定番です。これが美味しければ安心してそこのお店の料理を楽しめると言われるくらい、料理人の力量が出るサラダなんだとか。通常は青いパパイヤを使って作られますが、今回は手に入りやすいきゅうりでアレンジしました。唐辛子のピリリとした辛さとナンプラーの酸っぱさが絶妙にマッチして、野菜がどんどん食べられます。ピーナッツなどの食感もまた味に変化をつけてくれて楽しい。暑くて食欲がない時にもオススメです。

2、みその香りとうまみが食欲そそる「青菜の炒めもの」


 食べやすい長さに切った青菜、オイスターソース、みそ、砂糖、赤唐辛子、鶏ガラスープをボウルに入れて混ぜ合わせます。これを、サラダ油とにんにくを熱したフライパンに入れて、強火で一気に炒め、最後にごま油をふれば完成です。

 タイ料理では炒め物も定番料理の1つです。その中でも青菜を使ったものは人気で、空芯菜やカイラン菜と呼ばれるケールの仲間の青菜を使われることが多いのですが、今回は豆苗で作ってみました。タイの料理名には「炎」という意味の単語がついており、名前の通り、強火で一気に炒めるのが最大のコツです。みその香りとうまみが口の中に広がり、とても味わい深い炒め物で、材料さえあれば10分もかからずに作れる、簡単スピードメニューです。

3、バジルの香り&心地よい辛さがクセになる「ガパオごはん」

 サラダ油とにんにくを熱したフライパンに鶏ひき肉を入れて炒め、さやいんげん、赤ピーマン、玉ねぎ、オイスターソース、ナンプラー、赤唐辛子、鶏ガラスープを加えて炒め合わせます。ここに、バジルを加えてさっと混ぜます。これをごはんと一緒にお皿に盛り、その上に揚げ焼きにした目玉焼き、素揚げバジルをのせれば完成です。

 日本で一番人気のタイ料理と言っても過言ではないほど、ファンが多い「ガパオごはん」。もともと、バジル(ガパオ)がたくさん採れる美味しい料理を考えてほしいというタイの王様のリクエストから生まれた料理なんだとか。その由来の通り、たくさんのバジルを使っているので、口に入れた瞬間にふわ~っとあの独特の香りが広がって、気分はまるでタイにいるよう。肉、野菜をたっぷり使っているので栄養満点な一皿です。

 

この夏は「タイ料理」で暑さを吹き飛ばせ
 暑くなってくると、なぜか食べることでもっと暑くなる料理に惹かれます。その代表が「タイ料理」。しかも、1つ1つの料理にたっぷりの野菜や脂肪を燃焼してくれる唐辛子が使われているので、ヘルシー志向の女性にぴったりです。この夏は“アツい”タイ料理で暑さを吹き飛ばしてみませんか?

文=JUNKO