疲れた日の簡単&ガッツリレシピを24人のプロ料理家が教えます!人気の「帰ってからシリーズ」第3弾!【作ってみた】

食・料理

更新日:2016/6/7

『オレンジページ プロの料理家24人が考えた帰ってから作れるがっつりおかず』(オレンジページ)

 仕事で疲れた後に作る夕食ほど面倒なものってありませんよね。でも、お腹は最高潮に減っているからガッツリしたものを食べたい。そんな時にささっと作れるボリューミーなレシピがあれば…。そんな願望を叶えるべく、大好評の「帰ってからシリーズ」第3弾『オレンジページ プロの料理家24人が考えた帰ってから作れるがっつりおかず』(オレンジページ)が発売されました。今回も第1、2弾に引き続き、24人の料理家が肉料理、揚げ物、野菜でボリュームがあるものなど、作りやすさと食べごたえを重視した、185ものガッツリレシピを紹介していて、もう本を見ているだけでお腹が空いてきそうなほどです。今回はこの中から、肉、魚介、野菜を使った3品を実際に作ってみました。

1.ガッと炒めるだけの「豚肉とキャベツのピリ辛みそ炒め」


 サラダ油を熱したフライパンに豚肉を入れてほぐしながら炒めます。そこに、玉ねぎ、赤唐辛子、キャベツを加えてさらに炒めます。最後にみそ、酒、砂糖を合わせたものを加えて全体になじむまで炒め合わせれば完成です。
こちらは3つの食材をガッと炒めるだけの超簡単スピードレシピです。野菜をざくざく切って、あとは調味料と一緒に炒めるだけなので、10分もあれば完成します。食べてみるとシャキシャキしたキャベツや豚肉に甘辛いみそ味がしっかり絡んで、クセになるうまさです。これはぜひ、左手に白飯を持ちながら食べて欲しい一品です。

2、香ばしさがたまらない「えびのごまマヨ焼き」


 ボウルにマヨネーズ、白すりごま、塩を合わせ、そこに下処理したえびを加えて和えます。これをフライパンに入れて、上下返しながらこんがり焼けば完成です。
こちらは魚介を使ったこってりレシピの1つです。通常のえびマヨは、一度えびを揚げてからマヨネーズを和えたりしますが、ここでは最初からえびにマヨごまを和え、しかもこれをフライパンで焼くだけという、かなりシンプルな調理法で作りました。味はこんがり焼けたマヨごまの衣がとっても香ばしくなり、1つ食べると次々に手が伸びてしまうほどの美味しさです。こってり料理とは言え、揚げずに焼いているのでヘルシーなのも嬉しいポイントです。

advertisement

3、さっぱりだけど食べごたえ抜群な「かぼちゃと鶏肉のヨーグルトマヨソース」

 熱したフライパンに、鶏肉を入れて上下を焼きます。ここに、オリーブオイル、にんにく、かぼちゃ、玉ねぎを並べて焼いたら、最後にプレーンヨーグルト、マヨネーズ、塩こしょうを混ぜたソースを上からかければ完成です。
こちらは野菜で食べごたえをUPさせるレシピです。通常、野菜だけでお腹を満たそうとするとかなりの量を食べないと難しかったりしますが、ここではほっくりして腹持ちの良いかぼちゃと大きめに切った鶏肉とを一緒に炒めることで、噛みごたえ、食べごたえが増し、一皿でかなりお腹がいっぱいになりました。ただ、ヨーグルトソースがかかっているので、後味はさっぱりです。

 本書ではほかにも、チキンカツなどの定番ものからポテサラ入りとんカツなどの変わり種揚げ物レシピ、焼き肉どんぶり、冷しゃぶサラダうどんなど、ささっと食べられるご飯や麺ものレシピなども紹介されていて、その日の気分でガッツリレシピを選ぶことができます。

 

疲れた日はガッツリ食べて、明日への英気を養って
 ひどく疲れた日は、もう食べることさえ諦めて寝てしまうこともあると思います。でも、食事からエネルギーを摂らなければ、余計に疲れがたまってしまうことも。食事は体をリラックスさせる方法の1つにもなるので、疲れている日こそ、ガッツリ料理を食べて明日への英気を養って下さい。

文=JUNKO