なぜ、あなたの仕事は終わらないのか―元マイクロソフト伝説プログラマーのスピード時間術

ビジネス

公開日:2016/6/9

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 今日も残業だ。仕事が終わらない。また先送りしてしまった。やりたいことが全然できない。もっと効率的な方法があるんじゃないか……。元マイクロソフト伝説のプログラマーが初めて明かすスピード時間術『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』が2016年6月3日(金)に発売された。

 著者・中島聡は、パソコンの「ドラッグ&ドロップ」や「ダブルクリック」「右クリック」などを現在の形にしたことで知られる、元マイクロソフトの伝説のプログラマー。あの堀江貴文に「Windows隆興の礎を作った伝説の日本人」「マイクロソフトを支えた天才プログラマー」と呼ばれたほどの人物。

 過労死が続出するほど多忙を極め、納期遅れが蔓延するプログラマーの世界で、中島は「一度も納期に遅れたことがない男」として活躍。世界を一変させたWindows95のチーフアーキテクトの座も「速さ」を武器に勝ち取ったのだ。

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 「期限までの日数の2割で、仕事の8割を終えてしまう」その驚異のスピードは、「小学4年生から、宿題は全部前倒しに終わらせて、あとは好きなことをしていた」というところからスタートしていた。「予習は最強の効率学習である」をモットーに、勉強は最小限に抑え、学生にもかかわらず1億円のロイヤリティーを稼ぐことに成功。

 中島は、その人生をかけて、すべての仕事を「ロケットスタート」で始めれば、仕事の質が上がり、結果につながる、ということを実証してきた。すべての仕事に応用できる、究極の時間術。時間について立ち止まって考えることは、目の前の仕事だけでなく、あなたの一生にかかわることだ。

<コンテンツ内容一部紹介>
・遅い天才より、速い凡人がトップに立つ
・3,500個の不具合があっても、世界は変えられる
・2:8の法則が、あなたの仕事を変えていく
・石膏像を掘るとき、「眉毛」から始める人はいない
・最強の昼寝は18分
・あなたの仕事は、規則を守ることではない
・待ち合わせ30分前に、スタバでコーヒーを飲め

 「好きなことに思いっきり向き合う」ための時間術の本。もし今、時間に縛られて、人生を楽しめていない、と感じている人は同書を手に取ってみよう。明日の朝起きたら、今までのあなたとはまったく違う新しい人生が始まるかもしれない。

■『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
著:中島聡
価格:1,380円(+税)
発売日:2016年6月3日(金)
出版社:文響社

中島聡(なかじま さとし)
1960年北海道生まれ。早稲田大学高等学院、早稲田大学大学院理工学研究科修了。高校時代からパソコン系雑誌『週刊アスキー』において記事執筆やソフトウェアの開発に携わり、大学時代には世界初のパソコン用CADソフト「CANDY」を開発。学生ながらにして1億円を超えるロイヤリティーを稼ぐ。1985年に大学院を卒業しNTTの研究所に入所し、1986年にマイクロソフトの日本法人(マイクロソフト株式会社、MSKK)に転職。1989年には米国マイクロソフト本社に移り、Windows95、Internet Explorer3.0/4.0、Windows98のソフトウェア・アーキテクト(ソフトウェアの基本設計・設計思想〈グランドデザイン〉を生み出すプログラマー)を務め、ビル・ゲイツの薫陶を受ける。同書は、早咲きであった著者の「時間術」をまとめたもの。学生時代から、そして米マイクロソフト本社においても、「右クリック」「ダブルクリック」「ドロップ&ドラッグ」を現在の形にするなどWindows95の基本設計を担当し、またWindows98ではOSにインターネット・ブラウザの機能を統合することで、マイクロソフトのブラウザのシェアを世界一にするなど、大きな成果を上げ続けた秘訣こそが、この「時間術」だった。2000年に米マイクロソフトを退社し、ソフトウェア会社のUIEvolutionを設立してCEOに就任、現在に至る。

※掲載内容は変更になる場合があります。