『D.Gray-man』約2年半ぶりの単行本発売に喜びをかみしめるファン多数!!「やっとだー! 待ってました!!」

マンガ

公開日:2016/6/9

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 『ジャンプSQ.CROWN』で連載中の『D.Gray-man』の2年半ぶりの新刊25巻が2016年6月3日(金)に発売された。待ちに待った待望の新刊にファンたちは「待望の25巻だよーーー!!!」「やっとだー! 待ってました!!」「Dグレ新刊あったよおぉ涙」と喜びを噛みしめている。

 25巻の他にもファンブック『灰色ノ記録(グレイログ)』が8月4日(木)、イラストブック『Gray Walker』が9月2日(金)に発売することが決定しており、またそれらの発売を記念して、直筆サイン入り高級複製原画やラバーストラップが抽選で当たる「灰色ノ贈物(グレイギフト)キャンペーン」を実施中。7月4日(月)からはテレビアニメも放送され、ファンにとっては『D.Gray-man』尽くしのうれしい年になりそうだ。

 同作は、2004年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始。作者・星野桂の病気療養のため度々休載を挟みながら『赤マルジャンプ』、『ジャンプSQ.』と連載誌を変えつつ描かれ、そして2年半の休載を経て現在は『ジャンプSQ.CROWN』で連載中だ。休載中も星野先生の復帰を待ち望むファンは多く「連載再開すればそれだけで充分だわ 」「また帰ってきてください。いつまでも待っています」「無理はせず少しずつでも頑張ってください!!」との声が多数上がっていた。

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 物語の舞台は仮想19世紀末。世界の終焉を阻止するためにヴァチカンによって設立された軍事機関「黒の教団」と、AKUMAによって世界の終焉をもくろむ千年伯爵率いる「ノアの一族」の戦いを描いたダークファンタジー。悲劇によって呼び出された魂を魔導式ボディに閉じ込めることで造られるAKUMAを唯一破壊できるのは、「イノセンス」と呼ばれる不思議な力を持つキューブに適合できたエクソシストのみ。生まれつきイノセンスを持つ白髪の少年・アレン・ウォーカーは、師匠であり「黒の教団」の元帥であるクロス・マリアンの指示により「黒の教団」に所属することとなる―。

 同作は、2006年に全103話がテレビ東京系でテレビアニメ化。前作から10年の時を経て、ついに新シリーズ『D.Gray-man HALLOW』が2016年7月4日(月)に放送される。10年前からキャストを一新して放送される今回の新シリーズでは、主人公のアレン・ウォーカーを村瀬歩、「黒の教団」に所属するエクソシスト・神田ユウを佐藤拓也、千年伯爵を青山穣、新シリーズの鍵を握る少年アルマ=カルマを浅利遼太が演じる。10年ぶりにアニメで動くアレンたちを見れるとあって、ファンは「おかえりなさい私の青春!!」「神田の伏線がすべて回収される内容をアニメで見れるのめちゃくちゃうれしい!!」「急に過剰摂取しすぎてしんどい!! うれしい!! めっちゃしんどい!!!」と大興奮だ。

 中には2年半ぶりの新刊、10年ぶりのアニメ、そして連載12年目という数字に「はまったのは小学生だった。そんな私は現在社会人…」「Dグレ新刊出るの待ってる間に結婚して子供産んでんだから時の流れおそロシア」「ジャンプ本誌でやってたのデスノとかリボーンとかの頃だよね。私も大人になってしまった…」と、時の流れを切実に感じている人も。

 しかし、時は流れどもファンたちの『D.Gray-man』への愛は冷めることがなく、むしろ待っていた時間が長い分だけ感動は大きい模様。「Dグレ新刊待ってた、本当に待ってた。ありがとうございます。作者さん、そしてDグレに関わってる人達本当にありがとうございます」「感動してわしは涙が出た。Dグレが平積みされてる」「本屋行ったらDグレの新刊出てる……? 何これ僕寝てんの…?」と本気の感謝をささげる人から、泣き出す人、さらには夢ではないかと疑う人まで。

 ファン待望の25巻では、ついに宿敵・千年伯爵とアレンの過去、そして真実が明かされる。2年半ぶりということで、前回の内容がうろ覚え…なんて人もいるだろう。この機会に、1巻から読み返してみるのもいいかもしれない。

■『D.Gray-man』25巻
著:星野桂
価格:438円(+税)
発売日:2016年6月3日(金)
出版社:集英社
⇒TVアニメ「D.Gray-man HALLOW」公式サイト