「めっちゃ楽しみ! 毎号買うわ」雲田はるこが『舟を編む』コミカライズでファン大興奮!

マンガ

公開日:2016/6/12

 刑務所あがりの主人公が落語の世界に足を踏み入れる人気マンガ『昭和元禄落語心中』の作者・雲田はるこが、次回作として三浦しをんの小説『舟を編む』をコミカライズし、2016年10月7日(金)発売の『ITAN』34号から短期集中連載することが発表された。これにファンは「なにぃ!? これは朗報だ!!」「舟を編むも雲田先生のマンガも好きだからめっちゃ楽しみ!」と沸き立っている。

 『舟を編む』の物語は、玄武書房の営業部に勤め、変人として浮いていた馬締光也(まじめみつや)が『大渡海』という新しい辞書を作るために辞書編集部に配属される所から始まる。そこにいたのは、まもなく定年を迎えるベテラン編集者や、日本語研究にすべてを捧げる変わり者、次第に辞書作りに熱が入っていくチャラ男といったキャラの濃い仲間たち。辞書の世界に没頭し、言葉の海で試行錯誤するうち、仲間の絆は深まっていく――。

 同作は2012年に「本屋大賞」で1位を受賞し、2013年には松田龍平を主人公に迎えて映画化もされている人気作。言葉の奥深さ、不器用ながらも一生懸命な人間たちの愛おしさを描ききり、「言葉の一つひとつがとても大切に感じられる素敵な物語!」「膨大なページ数の辞書のために、薄くて強くて裏が透けない紙が必要とか、具体的な苦労話が面白い!」「辞書編纂にかける人々の前のめりの姿勢がリアルに描かれていて胸を打たれた!」と好評を博した。

 そして今回コミカライズを手がけることになったのが、同作で挿絵も担当していた雲田はるこ。同氏は複数のBL(ボーイズラブ)誌で作品を掲載し、2010年からマンガ誌『ITAN』にて『昭和元禄落語心中』を連載開始した。「第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門」で優秀賞を獲得し、「第38回講談社漫画賞・一般部門」を受賞した同作は、満期で刑務所を出所した元チンピラの主人公・与太郎が、所内で見た昭和最後の大名人・八雲の「死神」という落語が忘れられず、噺家になろうと寄席のある町へ行く。弟子を取らないという八雲に頼み込み噺家への道を歩み始めるというストーリー。

 落語を通し成長する与太郎の姿や、登場人物の過去の因縁などがドラマチックに描かれており、読者は「落語を知らなくてもたっぷり雰囲気を味わえる秀作」「才能、執着、羨望、嫉妬…芸に魅せられた男達と、そいつらに惚れた女の物語…全体に漂う色っぽい雰囲気がたまらん!」「なんとなく読み始めたら面白くて一気読み。落語の世界がこんなに面白いとは!」と称賛の声が上がり、雲田の実力を世に見せつけた。

 そんな同作も2016年6月7日(火)発売の『ITAN』32号で完結。6年に及ぶ物語の締めくくりを読んだ読者からは「落語心中最終話読んで鳥肌!!」「最後まで最高でした! 雲田先生おつかれさま!」と満ち足りた声が上がっている。そして次回作として『舟を編む』のコミカライズが発表されると「雲田先生が『舟を編む』描くの!? めっちゃ楽しみ毎号買うわそんなん!」「えっ! 落語心中ロスが吹き飛んだ(笑)今からワクワク~」「挿絵の時から良い絵だなって思ってた! これはかなり嬉しい」と、『昭和元禄落語心中』が終わって寂しがっていたファンも大喜び。中には「大好きな小説『舟を編む』が大好きな雲田先生の手で描かれるとか、私得すぎて泣ける…」と感極まっている人もいるようだ。

 さらに同作はフジテレビのノイタミナ枠にて2016年10月よりアニメ化される予定。キャラクターデザインの原案はもちろん雲田はるこ。アニメ化に際して原作者の三浦は「『舟を編む』をアニメ化していただけることになり、とってもうれしいです。主人公の馬締をはじめとした登場人物(&猫のトラさん)が、どんなふうに動いてしゃべるのか、いまから楽しみでなりません。辞書づくりの作業についても、アニメならではの工夫をこらして表現してくださるみたいで、いまからわくわくしています!」と自身も楽しみにしていると期待のコメントを寄せている。


 2016年10月からは、アニメ放送にコミカライズと、『舟を編む』祭りとなりそうだ。マンガやアニメで原作がどんな風に描かれるか、原作を読んで想像を膨らませながら10月を待つのもいいかもしれない。

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■『舟を編む
著:三浦しをん
価格:670円(税込)
発売日:2015年3月12日
出版社:光文社

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■『ITAN』32号
著:雲田はるこ、田中相、ヤマザキコレ、元田可奈子、釣巻和、びっけ、阿仁谷ユイジ、群青、秋月壱葉、タカハシマコ、織田涼
編:ITAN編集部
価格:540円(税込)
発売日:2016年6月7日(火)
出版社:講談社

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■『昭和元禄落語心中』9巻
著:雲田はるこ
価格:627円(税込)
発売日:2016年2月5日
出版社:講談社