朝起きられない人必見! 眠りと脳のメカニズムを知り、睡眠と上手につきあう方法

暮らし

公開日:2016/6/21

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 ところかまわず居眠りしてしまう、夜は目がさえて眠れない…など、睡眠の問題と上手につきあうための方法をまとめた『朝起きられない人のねむり学』が、2016年5月27日(金)に発売された。

 寝る間を惜しんで努力することを勧める文化のもと、まじめに頑張る人ほど睡眠を削り、生活リズムや体調も崩しがち。夜遅くまでのスマホ使用や部活動、塾通いなどに追われる若者の睡眠時間は減るばかり。その一方で、集中力や意欲が低下するだけでなく、どうしても朝起きられず、登校困難に悩むケースも少なくない。

 同書では、睡眠外来を訪れる中学・高校生の具体的な事例をあげつつ、最新の睡眠研究のデータや多様な統計資料を駆使し、限られた時間の賢い使い方を提案。「ヒトは寝て食べて出して、初めて脳も身体もそして心も活動が充実する昼行性の動物」というフレーズをキーワードに、身体の調子を乱さないための眠りと生活習慣についての常識が詰め込まれている。

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 また、気軽に読めるコラムや「ねむり」の常識をチェックするリストもあるので、自分の睡眠の質を知り、睡眠との付き合い方への理解を深めることができる。若者だけでなく、まわりの大人たちのタメにもなる一冊だ。

■『朝起きられない人のねむり学
著:神山潤
価格:1,800円(+税)
発売日:2016年5月27日(金)
出版社:新曜社

※掲載内容は変更になる場合があります。