<今が旬>驚くべき「梅干し」パワー! ダイエット、美肌、美腸、若返り効果まで!【作ってみた】

食・料理

公開日:2016/6/24

『すごい梅干し効くレシピ』(主婦の友社)

 6月21日に夏至を迎え、そろそろ夏の訪れを感じる今日この頃。日中の気温も30度まで上がり、すでにバテ気味な方も多いのではないでしょうか? そんな中、旬を迎えている「梅」には体力回復効果だけでなく、女性にとって嬉しい効果がたくさん詰まっているんです。この梅干しを使った『すごい梅干し効くレシピ』(主婦の友社)が発売されました。梅干しには、ダイエット、美肌、美腸効果の他に、若返り効果もあるので、できれば毎日摂りたい食材です。そのために、ここでは料理と一緒に調理したり、ソースやたれとして梅干しを活用する方法などが紹介されています。これさえあれば、手軽に毎日摂取できるはず。今回はこの中から意外なアレンジ料理3品を実際に作ってみました。

1.梅ときのこの香りが口いっぱいに広がる「きのこの梅ソテー」(P.44)


 フライパンでにんにく、赤とうがらし、オリーブ油を入れて熱し、さらにエリンギ、しいたけ、しめしを加えて炒めます。火が通ったら最後に包丁でたたいた梅干しを加えて全体になじませれば完成です。

 1品目は、梅干しを炒め物に使ったレシピです。一般的なきのこのソテーはバターを使って炒めますが、ここでは、オリーブ油と梅干しを使うことで、さっぱりしたソテーに仕上がりました。炒めることできのこと梅干しの香りが口いっぱいに広がり、ソテーなんだけれどどこか和風っぽい味わいです。

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2、淡白なささ身の中で梅干しのパンチが効いた「鶏ささ身の梅じそ巻き揚げ」(P.53)


 観音開きしたささ身に青じそ、たたいた梅干しをのせて巻きます。これをとき卵、パン粉の順につけ170度の油で揚げれば完成です。

 2品目は、梅干しを揚げ料理に使ってみました。ささ身に梅干しをのせて巻くことで、淡白で優しい味のお肉から時折パンチの効いた梅干しの味がして、良いアクセントになっています。また、たいていの揚げ物は食べるとちょっと重たく感じたりしますが、これは梅干し効果で食べても重くなく、さっぱり食べられます。揚げた物を切ってみると断面の彩りもキレイなので、お弁当のおかずにもオススメですよ。

3、しっとり&カリっとした食感が面白い「じゃがいものガレット」(P.93)


 ボウルに千切りにしたきゃべつ、にんじん、玉ねぎ、塩を入れてしんなりさせます。そこにはちみつ、調味梅酢、オリーブ油、黒こしょうを加えて混ぜ合わせれば完成です。

 最後は、コールスローサラダに梅干しを使ったレシピです。通常コールスローにはマヨネーズや酢を入れることが多いですが、今回は梅干し&はちみつを入れることで、少し甘酸っぱい味のコールスローになりました。ここでも、全体的にさっぱり味になったので、夏バテ気味の時でも野菜がモリモリ食べられる一皿です。

 ちなみに梅干しには美容効果だけでなく、クエン酸による強い制菌効果や熱中症予防にも効果的と言われているので、まさに今必要な食材でもあります。

 

毎日の「梅干し」がキレイへの近道
 「梅干し」と効くと、少し古くさいイメージがあるかもしれません。でも、そんな梅干しにはたくさんの秘めたるパワーがあり、それが日本人の健康的で若々しい生活の源になっているように思えます。ぜひ冷蔵庫に常備して、1日1粒でも梅干しを摂ってみて下さい。きっと気づいた時には健康でキレイな身体を手に入れているはずですよ。

文=JUNKO