「EDには歯周病が多い」「歯周病はアルツハイマー病を悪化させる」…専門医が教える歯周病の本当の怖さ

健康・美容

公開日:2016/6/26

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 日本人が歯を失う原因の1位、歯周病。近年、糖尿病や心筋梗塞など、歯周病はさまざまな病気と密接な関係にあることも分かってきた。2016年6月7日(火)に、日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会が国民に警鐘を鳴らす初の公認本『日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える歯周病の怖さと正しい治し方』が発売された。

 歯周病という言葉はよく聞くが、本当にその怖さを分かっているだろうか? ここで、歯周病の新事実を何個か挙げてみよう。

・歯周病の進行は差が大きい。1割の人は重症化する!
・ED(勃起不全)の人には歯周病が多い
・とくに「男性」の喫煙者は重度の歯周病にかかりやすい
・歯周病の治療をすると糖尿病も改善する
・歯周病はアルツハイマー病を悪化させる
・犬の8割近くは歯周病予備軍。飼い主とうつし合っている可能性も!

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 同書では、歯を失わず、そして健康でいるための必読書として、歯周病にならないための歯のケア方法から、歯周病の治療方法、歯科医師との付き合い方までを紹介している。今や、日本人の70%を悩ましている歯周病。まさに日本1億総歯周病時代が到来しているのだ。正しい歯周病の知識を身につけて、しっかりとしたセルフケアを実施し、歯を、そして健康を守っていこう。

■『日本人はこうして歯を失っていく 専門医が教える歯周病の怖さと正しい治し方
著者:日本歯周病学会、日本臨床歯周病学会
価格:778円(税込)
発売日:2016年6月7日(火)
発売:朝日新聞出版

※掲載内容は変更になる場合があります。