お腹スッキリ!旬野菜&フルーツを上手に使った「スムージーのおいしい法則」教えます!【作ってみた】

食・料理

公開日:2016/6/26

『スムージー おいしい法則』(松尾みゆき/NHK出版)

 朝から蒸し暑い日は、朝ご飯を食べるのも億劫に感じたりします。そんな時は、冷たく冷やした「スムージー」はいかがですか? 最近では、専門店が出来たり、コンビニなどでも商品が売られていたりして、とても身近なドリンクになってきました。でも、いざ家で作るとなると、食材の配分が分からなかったり、野菜を使う勇気がなかったりと、作ることのハードルがなかなか高くもあります。『スムージー おいしい法則』(松尾みゆき/NHK出版)は、ベース、バランス、水分、+αという4つの役割に分けて素材を組み合わせながら、初心者でも美味しく作れるスムージーレシピを収録。また、おなかをスッキリさせたい、アンチエイジングに効果的、疲れた時になど、女性に多いお悩み別におすすめのスムージーが紹介されているので、その日の体調に合わせてレシピが選びやすくなっています。今回はこの中から3つのお悩み別スムージーを作ってみました。

1.疲れたときには黄色が効く!「まろやかレモンスムージー」(P.30)


 ミキサーに水、レモン、オレンジ、バナナ、はちみつの順に入れ、かくはんすれば完成です。

 こちらは、スムージー初心者にまずオススメなフルーツだけを使った、疲れた時に飲みたいスムージーです。初心者にとって、最初からクセがありそうな野菜を使うのは大変だと思いますが、これならフルーツだけなのでスイーツ感覚で楽しめます。味のベースとなるレモンとオレンジの酸味を甘くてまったりとしたバナナが優しく包み込んでバランスを整えてくれているので、酸っぱすぎるということはありません。鮮やかな黄色を見ただけで元気が出そうですよね。

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2、おなかスッキリには赤色が良い!「さっぱりブルーベリースムージー」(P.36)


 ミキサーにヨーグルトドリンク、レモン汁、オレンジ、ブルーベリー、セロリ、はちみつの順に入れ、かくはんすれば完成です。

 こちらは、フルーツベースのところに野菜の中でも比較的クセが少ないセロリを加えた、おなかをスッキリさせたい時にオススメのスムージーです。ブルーベリーは皮のまま使っているので、見た目にも食感にも現れていて、フルーツそのものを味わっていることが実感出来る一杯です。気になるセロリの味もほぼせず、これならセロリが苦手な人でも美味しく飲めます。

3、キレイになりたいなら緑色!「さっぱりキャベツスムージー」(P.56)


 ミキサーにヨーグルトドリンク、キウイ、キャベツ、はちみつの順に入れ、かくはんすれば完成です。

 こちらは、野菜をベースとしたキレイになりたいときにオススメのスムージーです。キャベツが割合の多くを占めるので、初心者は臭みがあったりして美味しくないのでは?と不安になってしまいそうですが、飲んでみると全く臭みはなく、キャベツの苦みをキウイとヨーグルトドリンクの甘みでカバーしてバランスを整えてくれているので、とっても飲みやすかったです。むしろ、キャベツが入っているなんて分からないほど。キレイな緑色も朝から爽やかな気分にさせてくれます。

【POINT】
ミキサーに入れるときは、水分→柔らかい(水分が多い)もの→堅い(水分が少ない)もの→葉物の順に入れることで、ミキサーが空回りせず万遍なく撹拌することができるそうです。

 

手軽で美味しいスムージーを取り入れて、身体の悩みとはおさらば!
 スムージーを飲む理由として、もちろん美味しいからというのも良いのですが、生の食材をそのまま身体の中に入れることで、不足しがちな栄養素をまるまる摂れたり、身体の不調を改善してくれる効果も期待出来るので、特に忙しい人ほど飲んで欲しいドリンクです。ベースの味に慣れれば、そこからはカスタム自由なので、ぜひ自分好みのスムージーを見つけて、健康な身体を手に入れて下さい。

文=JUNKO