会話ははじめの4分がすべて！ 望みどおりの結果を得るためのコミュニケーション術

　営業・取引先・上司・部下・交流会・面接・苦手な人・異性…。「その後」の会話と関係を途切れさせないコミュニケーション術を紹介した『会話ははじめの4分がすべて――相手とうちとける最短・最速のコミュニケーション術』が、2016年6月26日（日）に発売された。

はじめの4分を制すれば、相手が誰でも評価される！
・3秒＝会ったとたんの第一印象（容姿や服装などの外見）
・30秒＝挨拶・自己紹介・名刺交換等
・3分＝世間話・雑談

　コミュニケーションは、このはじめの約4分間を制するかどうかで決まる。決まるというのは、その後に良好な人間関係を築けるか否か、商談が成立するかしないか、面接で採用してもらえるかもらえないか……つまり、自分の望みどおりの結果を得られるかどうかが決まるという意味だ。

　では、4分間の中でいったい何を話せば、相手に好印象を与えることができるのだろうか？「相手との関係性は出会って4分間以内に決まってしまう」という心理学者ズーニンの「初動の4分間（ザ・ファースト・フォー・ミニッツ）」、そしてその4分をさらに細分化した「3・3・3の法則」をベースに、同書では42のコミュニケーション術を伝えている。

　雑談がうまいかどうかで、相手から評価されるか否かが決まるというのはすでに常識。しかし、雑談を文字通りスキルと考えて身構えてしまうと、ついつい“お勉強”に陥ってしまうのも事実。それでは、仕事もプライベートも心から楽しむことなどできない。

　そこで同書では、“お勉強”に陥らないよう、「たった4分」という基準を設けた。この4分だけ雑談を成功させることができれば、その後の関係性も成功する。あるいは、成功への布石を打ったことと同じになる。この4分の雑談で互いの関係が温まったと思えば本題へ入ればいいし、楽しければそのまま続けたっていい。雑談だけの関係を長時間続けてもかまわない。いずれにせよ、たった4分の会話の入り口だけに集中し、同書で学んだテクニックを使えば「その後」の会話で苦労することはなくなるだろう。

■『会話ははじめの4分がすべて――相手とうちとける最短・最速のコミュニケーション術』
著：箱田忠昭
価格：1,512円（税込）
発売日：2016年6月26日（日）
出版社：フォレスト出版

箱田忠昭（はこだ・ただあき）
インサイトラーニング株式会社代表取締役。年間300回以上のセミナーをこなすカリスマインストラクター。慶應義塾大学商学部卒業、ミネソタ大学大学院修了。日本コカ・コーラ広告部マネージャー、エスティローダーのマーケティング部長、パルファン・イヴ・サンローラン日本支社長を歴任。その間、デール・カーネギー・コースの公認インストラクターを務め、ベストインストラクター賞を獲得。交渉、セールス、プレゼンテーション、時間管理などのコミュニケーションスキルの専門家として、企業の教育研修、経営者から新入社員を対象とした講演活動を行う。

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