好きな出版社ランキング1位は10年連続で講談社が獲得!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/27

ダ・ヴィンチ読者に聞いた「好きな出版社」ランキング。第1位は、文芸、ミステリー、マンガと、幅広いジャンルで「大手なのにマニアック」という声に支持され、講談社が10年連続の獲得となりました。

講談社ノベルスの充実度、メフィスト賞受賞作のレベルの高さと特にミステリーファンからの熱いコールが。

2位は、ライトノベル史上最多出版部数を樹立、『涼宮ハルヒの驚愕』でメガヒットを飛ばし、ラノベ、ホラー系の充実度でも注目を集めた角川書店。

3位はプロサッカー選手初の自己啓発書、長谷部誠『心を整える。』など、「独特で挑戦的」な出版姿勢が支持された幻冬舎と、昨年のベスト3はそのまま。

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4位は「震災時『週刊少年ジャンプ』の無料配信がうれしかった」という意見をはじめ、パワフルなマンガ作品に、元気をもらったという声続々の集英社。

5位は、新潮文庫の支持率が高かった新潮社。同社に多く寄せられた「スピンがついているのがうれしい」という声をはじめ、装丁や紙などのつくりから、出版にかける熱意を見出す意見が全般的に多かったのも今年の特徴。電子書籍化推進の姿勢を歓迎する一方で“紙の本”へのこだわり、文庫シリーズの充実度も鍵となっていたようです。またベスト10に返り咲いた岩波書店のコメントにも多く見られた「出版ポリシーの独自性」にも注目が集まっていました。

今回、見事トップ10に入った出版社は以下の通り。あなたの好きな出版社は何位に入っていますか?

<好きな出版社ランキング>
■1位 講談社
■2位 角川書店
■3位 幻冬舎
■4位 集英社
■5位 新潮社
■6位 白泉社
■7位 小学館
■8位 岩波書店
■9位 東京創元社
■10位 早川書房
■10位 文藝春秋

(ダ・ヴィンチ1月号 BOOK OF THE YEAR 2011より)