ユーモアセンスがあれば仕事も恋も万事うまくいく?! 英語も学べる世界のジョーク百連発!

エンタメ

公開日:2016/9/8


『笑える英語のジョーク百連発!』(大島希巳江/研究社)

 エイブラハム・リンカーンはアメリカ合衆国大統領になる前、ある男と口論になり決闘を申し込まれた。リンカーンは、自分が武器と距離を決めてもよいなら受けると答えた。男が頷いたので、「How about cow manure at five paces?(では牛のフンと5歩でどうかね)」と提案した。この言葉に男は笑い出し、口論はそれきりになったという。笑いには怒りを鎮め、争いを避ける力があるのです。

笑える英語のジョーク百連発!』(大島希巳江/研究社)は、英語落語家でもある著者が、実際に話して大ウケだったネタを中心に、読売新聞社の英字紙「The Japan News」での連載コラムをまとめたジョーク集です。

 日本では職場で笑うことは不謹慎や不真面目と捉える傾向がありますが、アメリカなどではユーモアセンスがある人材は、生産性が高く、統率力と協調性に長け、健康を維持でき、柔軟性と創造力を持っていて逆境に強いとされて採用が増えているそうです。

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 本書では「ユーモアセンス」と「英語力」を磨きつつ、ビジネスやパーティの場で使えるジョークを紹介しています。

ユーモアをビジネスに活かす

 海外ではスピーチやプレゼンテーションの合間にジョークを挟むことは当たり前です。とくに航空機のパイロットや客室乗務員には、ユーモアが重要と考えられています。想定外の出来事に対して、真面目な人ほど余裕を失い、ユーモアがある人ほどパニックにならず、冷静に対処できるといいます。

 こんな航空機ジョークがあります。

In the event of a sudden loss of cabin pressure, oxygen masks will descend from the ceiling, Stop screaming and pull it over your face. If you have small children traveling with you, secure your mask before assisting with theirs…if they have been good. If you are traveling with two small children, decide now which one you love more.
(機内の気圧が急に下がった場合には、酸素マスクが天井から降りてきます。叫ぶのをやめてマスクを顔に当ててください。小さなお子様がいらっしゃる場合、ご自身にマスクを当ててからお子様にマスクをはめてあげてください…もしいい子にしていたらですが。小さなお子様が2人いらっしゃる場合は、どちらをより愛しているか今決めておいてください)

Ladies and gentlemen, we are getting ready to land. Please fill out our questionnaire on our service on the aircraft. And when you fill in the flight number of this aircraft, it is Air New Zealand 256 if you liked the service. If not, it is Qantas 1904.
(ご搭乗の皆さま、当機はまもなく着陸いたします。私どものサービスに関するアンケートにご協力お願いいたします。なお、このアンケートには当機の便名を記入していただきますが、サービスがお気に召しましたら当機はニュージーランド航空256便、もしお気に召さなければカンタス航空1904便でございます)

 離陸時や着陸時の乗客の不安をまぎらわすにはいい方法かもしれません。

ユーモアで人間関係を円滑に

 海外の人々には、日本人は生真面目で面白いジョークをいわないというステレオタイプが定着しています。

 その偏見を逆手に取ったジョークはどうでしょう。

A stereotypical image of a Japanese person is a serious, hard-working figure in glasses and suit, with no sense of humor. There is perfect excuse for that. The Japanese export too many good products, such as cars, video games and anime. So we decided not to export any good jokes. That’s why nobody ever gets to hear Japanese people telling a joke.
(日本人のステレオタイプ的なイメージといえば、真面目で勤勉でメガネにスーツ、そしてユーモアのセンスがない。しかし、これには完璧な理由があります。日本は車やゲーム、アニメなど良いものをたくさん輸出しすぎています。だからよいジョークだけは決して輸出しない、と決めているのです。日本人からジョークを聞けないのはそういうわけなのです)

 自分の弱点をあえて晒して自虐ネタにすることで、相手からの無理難題を防ぐこともできます。自分の短所や悪癖を自覚しているなら、それをネタにしてみるといいかもしれませんね。

ユーモアで異性の心をつかむ

 男女の交際にまつわるジョークは世界中のどこでも普遍的です。

After a quarrel, a wife said to her husband, “You know, I was a fool when I married you.”
(口げんかのあと、妻が夫に言いました。「あのね、あなたと結婚したとき、私ってホントにバカだったわ」)
The husband replied, “Yes, dear, but I was in love and didn’t notice.”
(夫が言い返しました。「ああ、そうだな、でもキミを愛していたから気付かなかったよ」)

 結婚したことを後悔していると言った妻に、でも自分はそんな君を愛しているよと惚気ける話です。喧嘩の後で不意にこんな甘い言葉を言われたら、思わず笑ってしまって仲直りのきっかけになるかもしれません。

ユーモアは人生を豊かにする

 最後に人生についてのこんなジョークをひとつ。

Man: Doctor, I quit smoking, I quit drinking, and I stopped fooling around with women. I’m doing everything I can to live longer. What else can I do?
(男:先生、もう煙草も酒も女もやめました。長生きするためにできることは全部やっているんですが、あとはどうすればいいんですかね?)
Doctor: OK, but why do you want to live longer with life like that?
(医者:なるほど、でもそんな人生、なぜ長く生きたいんだね?)

「笑う門には福来たる」といいます。せっかくの人生なのですから、嫌いな相手にいつも腹を立てているより、愛する誰かと一緒に笑って楽しく生きましょう。

 No Joke, No Life!

文=愛咲優詩