アニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」第699話が神回だったと絶賛の声「イルカ先生補完、涙我慢すんのツライ」

マンガ

公開日:2016/10/20

 2016年10月13日(木)に放送されたアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」の内容が原作の内容を補完するような内容で、「最高のアニオリ!」「感動した! 号泣!」と大絶賛を受けている。

 今回の放送は、原作でいうと最終話となる699話が描かれているのだが、全体として原作で描かれていない部分がアニメオリジナルで補完されている。特に補完が素晴らしかったと話題になっているのが、中忍試験すら受けていなかったナルトが、上忍になるためにイルカ先生に勉強を教わるところからの、原作で描かれていないエピソード。

 勉強大嫌いなナルトがぐったりした面持ちでなんとか勉強を終え、ラーメンを食べに行こうと忍者アカデミーをイルカ先生と共に出る。と、アカデミーの外につるされたブランコに目をとめるナルト。幼い自分がブランコに座っている姿を想像し、「イルカ先生のおかげだ」と昔語りを始める。「あの時、先生、俺の事認めてくれただろ、初めてだったんだ。だから今の俺があるんだ」と感慨深げに言うナルト。もし誰にも認められていなければ、皆を恨んでめちゃくちゃになっていたかもしれないという。

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 回想場面は変わり、原作にもあるイルカ先生がミズキに向かって話すあの1話の名シーンに。「あいつはこの俺が認めた優秀な生徒だ。あいつは木ノ葉隠れの里のうずまきナルトだ」と訴えている。イルカ先生がもたれている木の後ろ側にはナルトがおり、その言葉を聞き号泣。場面が元の時間に戻り、ナルトがイルカ先生に「ありがとう、イルカ先生」と感謝を述べると、イルカ先生は感極まり涙をためてナルトに背を向けた。

 このナルトが改めてイルカ先生に感謝するという補完に、視聴者は「うぉぉぉ~、イルカ先生とのシーン涙ダダ漏れ(TT)」「これは紛れもない神回! イルカ先生補完、涙我慢すんのツライ」「イルカ先生が改めて先生として導いてるこのアニオリ最高すぎる」「なんて神補完なんだ! このアニオリは愛おしいわ!」と絶賛の声が。

 イルカ先生のエピソードが与えた感動は並大抵のものではなかったようだ。原作の最終話が描かれたが、アニメとしてはまだ続くようなので今後の動向にも目が離せない。