『サンクチュアリ』史村・池上コンビが帰ってくる! 新連載『BEGIN』に「胸アツ」「ついにキター!」と歓喜の声

マンガ

公開日:2016/10/20

    img01
    (C)史村翔・池上遼一/小学館

 『サンクチュアリ』で知られる史村翔と池上遼一のコンビが、2016年10月14日(金)発売の『ビッグコミックスペリオール』21号から新連載『BEGIN』をスタートする。この知らせに「こりゃたまらん!」「胸熱の予感や」と、『サンクチュアリ』以来のファンも興奮しているようだ。

 1990年に連載が開始された『サンクチュアリ』は、経済的な繁栄を謳歌しながらも閉塞感の漂う日本が舞台。その現状に疑問を持った2人の男、北条彰と浅見千秋が裏社会と政界に身を投じ、「光と影」から日本を抜本的に変革しようとする。胸のすくような主人公2人の行動は当時の読者たちの心を鷲掴みにし、「サンクチュアリは私のバイブル」「本当にすごいマンガだった」と、未だにファンから根強い人気を誇る名作だ。

 2016年9月23日(金)に発売された『ビッグコミックスペリオール』20号では、特別に『サンクチュアリ』の最終話が再掲載され、さらに『BEGIN』の新連載も発表。「久しぶりに読んだけどめっちゃ面白い」「最終回やっぱり感動したわ」「最終話のせて新連載発表とか素敵」と、この粋な計らいに絶賛の声が相次ぐ。

advertisement

 原作を務める史村は、あの『北斗の拳』の原作者・武論尊の別名としても知られており、作画の池上もその圧倒的な画力で根強い人気を誇るマンガ家だ。池上は2016年9月15日(木)にNHK・Eテレの漫画家に密着する番組「漫勉」に登場し、「絵うますぎ…!」「神としか言いようがないな」と視聴者に衝撃を与えていた。

 そんな2人が再びタッグを組んだ新連載『BEGIN』は、『サンクチュアリ』当時とは全く異なる閉塞感を抱える現代日本に、再び2人の男が現れるというストーリー。『サンクチュアリ』から20年以上の時を経て、再び史村と池上がこの国の権力と暴力を描くとあって「また熱くなれそうだ」「あの頃の感じをもう一回味わえるとは…!」と期待度はうなぎ登り。

 『ビッグコミックスペリオール』公式サイトでは現在第1話の試し読みも始まっており、沖縄・普天間基地から始まるストーリーの冒頭を味わうことができる。「1話からかっこいいんだが」とさっそく評判のこの連載。今後展開される物語に期待しながら続きを待つことにしよう。
⇒『ビッグコミックスペリオール』公式サイト