ごろごろ&ホクッの定番「ポテトサラダ」も! 365日献立に困らない!“サラダレシピ”【作ってみた】

食・料理

公開日:2016/11/6

『365日のサラダ』(金丸絵里加/永岡書店)

 健康のため、ダイエットのため、毎日野菜を摂ることを心がけている人も多いと思います。ですが、いつもドレッシングをかけるだけでは物足りないし、かと言ってサラダのレパートリーが多い訳でもないし…と悩んでいたりしませんか? そんなサラダ好きにぴったりの『365日のサラダ』(金丸絵里加/永岡書店)が発売されました。その名の通り、少ない材料で作れるサラダ、5分で作れる超スピードサラダ、忙しい時に助かる作りおきサラダ、デパ地下で売っていそうな人気サラダなど、その日の気分やシチュエーションに合わせて選べる全365品ものサラダレシピが紹介されているので、毎日違うサラダを食べることが可能です。そこで今回はこの中から、キャベツ、じゃがいも、ツナを使ったサラダ3品を実際に作ってみました。

1、ボリューム&インパクト大な「くし形キャベツとハムのサラダ」(P.21)


 耐熱皿にくし形に切ったキャベツをのせて水をふり、この上に細切りしたハムを散らしたら、ラップをして600Wの電子レンジで4分ほど加熱します。ここから出た蒸し汁に洋風スープの素、酢、オリーブ油、塩こしょうを加えて混ぜ合わせたものを先ほどのキャベツにかければ完成です。

 1品目は、野菜はキャベツだけという、少ない食材で作れるサラダレシピです。キャベツは店頭では1個丸ごとや半分にカットされたもので売られていることが多く、特に1人暮らしの人にとっては、余りがちな野菜の1つです。これを使いきるべく、大胆にくし形にカットして蒸せば、カサがかなり減り、そこにハムやキャベツのうまみが凝縮されたドレッシングがかかることで、あれだけ大きかったキャベツもペロッと食べられました。これならもうキャベツ丸ごと1個買うのも怖くはありません。

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2、ごろごろ&ホクッとした食感が美味しい「ポテトサラダ」(P.179)


 茹でて柔らかくなったじゃがいもをボウルに入れて、フォークで軽くつぶし、ここににんじん、白ワインビネガー、塩、砂糖、こしょうを加えてよく混ぜ合わせます。さらに、マヨネーズ、マスタードの順に加えて和え、最後にきゅうり、玉ねぎを加えて混ぜ合わせれば完成です。

 2品目は、まさにこれから旬を迎えるじゃがいもを使ったサラダレシピです。サラダと聞いて思い浮かべるレシピの代表格でもある「ポテトサラダ」。あまりにも定番すぎて、逆にいつも作る時は味つけもいい加減になっていましたが、改めてレシピ通りに作ってみると、じゃがいものごろごろ&ホクっとした食感が美味しく、かなりお店などで売られているものに近い味になり、ちょっと感動してしまいました。やっぱり基本って大事。

3、すし酢+カレー粉の組み合わせが意外とGOODな「ツナのライスサラダ」(P.217)


 ボウルにすし酢、オリーブ油、カレー粉を入れてよく混ぜ、ここにご飯、ツナ、プロセスチーズ、きゅうり、ミニトマトを加えて混ぜ合わせれば完成です。

 最後は、ご飯を使ったヘルシーサラダレシピです。ご飯を使っているのになぜヘルシー? と思ってしまいますが、ご飯やその他たくさんの食材が入ることで、ボリュームアップし、他におかずがいらないくらいお腹いっぱいなサラダになりました。彩りも鮮やかですよね。また、すし酢+カレー粉という組み合わせが意外にも相性バッチリで、ボリュームだけでなく、味でもインパクトのある、大満足な1品でした。

 

サラダって奥深い!
自分自身が普段作っているサラダを思い返したら、両手で余るくらいのレパートリーしか持っておらず、かなりショック…。自分が作ってきたサラダなんて、サラダ界の中ではごくごく一部で、まだまだ知らないサラダの世界があることを今回思い知らされました。本当にサラダって奥深い!

文=JUNKO