SNS疲れになりやすい人の特徴って? 子ども用入門書『ネットのルール』が「大人も読むべき!」と注目を集める

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公開日:2016/11/10

 とあるTwitterユーザーが、インターネットの入門書『学校では教えてくれない大切なこと 12 ネットのルール』を紹介したことで、ネット上で大反響が起こっている。さらにAmazon売れ筋ランキングでは「インターネット入門書」のカテゴリでベストセラー1位にも輝いた。

 同書のテーマは「ネットのルール」。「顔の見えないやりとりが中心のインターネットでは、書かれている情報だけを見て判断しなければならない。行動する前にそれは本当に正しい情報なのか、また、発言するときは自分の言葉で傷つく人はいないか、よく考えよう」といった初歩的なことが書かれているのだが、これに「子どもより大人が読むべきだな」「俺も一度これを読まないと……」といった声が上がっている。

 本の中では、ネット上で“顔写真”を公開することの怖さや、“スマホ中毒”の恐ろしさ、“SNS疲れになりやすい人”の特徴、“ワンクリック詐欺”にひっかかってしまったら、などがイラスト付きでわかりやすく掲載されている。“SNS疲れ”に関しては、人と比べたがる人や、他人のことをうらやましいと感じる人がなりやすい、と説明。さらに、例えば「今日はいい天気ー!」と呟いたことに対して、「そーでもねぇーぞ!」と批判されたことで落ち込んでしまうことも“SNS疲れ”になる理由に挙げられている。ちなみにこの「そーでもねぇーぞ!」のフレーズは「汎用性高い」とネットでちょっぴり流行した。

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 同書は『学校では教えてくれない大切なこと シリーズ』の一つで、他には『友だち(考え方のちがい)』『友だち(気持ちの伝え方)』『時間の使い方』『ルールとマナー』『ステキになりたい』『カッコよくなりたい』などといったものがある。

 『カッコよくなりたい』は男の子用で、「ドッジボールの鉄則」「体でいろいろな音を鳴らそう」「学校でうんこがしたくなってきた…」など、大人でもつい興味を引かれそうな特集がたくさん。『ステキになりたい』は女の子用で、「むだ毛ってどうしてる?」「ピッタリ!? ブラえらび」「キュートに撮ろう! 自撮り塾」など、確かに“学校では教えてくれない”ことが揃っている。

 これを読んで、一から道徳を勉強しなおすのも結構いいかもしれない。