トランプは救世主となれるのか。過激発言の裏に隠された思いとは? 最新本人著書で語ったこと

社会

公開日:2016/11/10

 民主党のヒラリー・クリントン候補との米大統領選を制したドナルド・J・トランプ。まだ熾烈な選挙活動を繰り広げていた2016年6月21日(火)に緊急出版されたのが、トランプ本人が著した『THE TRUMP 傷ついたアメリカ、最強の切り札』だ。

 同書では、経済対策、移民問題、外交政策、教育政策、アメリカの医療制度の闇、エネルギー問題、さらにはメディアへの苦言、対中・対日政策から、自身のビジネス哲学まで、自身の考えを赤裸々に語っている。

 もちろん、トランプの強烈な語録がさく裂しているのは言うまでもない。「我々はドイツも日本も韓国も守っている。ここでも我々はタダ働きだ」「中国、日本、メキシコといった国々から雇用を取り戻さなければならない」「口先ばかりで行動しない政治家は必要ない。求められるのは、問題をどう扱えばいいかを知る優秀なビジネスマンだ」などなど―。

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 これまでに数々の過激な発言で物議を醸し注目を集めてきた彼だが、その発言に込められた思いとは何なのか? 果たしてトランプは救世主か詐欺師か、日本の敵なのか、それとも味方なのか? 今世界で一番注目される男が自らの言葉で綴った、今年一番の注目作をお見逃しなく。

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