免疫力、冷え、糖尿病に…最強の組み合わせ! しょうがとたまねぎで作る、新・万能調味料「ジンたまジャム」

健康・美容

公開日:2016/11/12

 しょうがとたまねぎで作る「ジンたまジャム(R)」の作り方と、日々のごはんやおかずへのとり入れ方などを紹介した『ジンたまジャムでヘモグロビンA1cが下がる!』が2016年10月31日(月)に発売された。

 料理研究家で管理栄養士の村上祥子が考案し、長年教室で伝授してきた「ジンたまジャム(R)」は、ジンジャー(しょうが)とたまねぎという最強の組み合わせで作ったジャム。それぞれに含まれる健康成分が働いて様々な健康効果が期待出来るジャムの魅力は、簡単な作り方と、1日2さじをいつもの食事にとり入れるだけというお手軽さ。

■「ジンたまジャム(R)」とは?
ジンジャー(しょうが)とたまねぎのジャム「ジンたまジャム」は、村上が教室で長年伝えてきたもので、材料を切って、ミキサーと電子レンジで簡単に作ることが出来る。1日スプーン2さじを、料理に加えたり、そのままトッピングすることで、しょうがとたまねぎの健康効果が同時に得られるジャムだ。

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例えば、糖尿病と密接に関係するヘモグロビンA1c。この数値を下げることが糖尿病のリスクを減らす近道となるのだが、「ジンたまジャム」に含まれる成分は、血糖値を下げ、インスリンの分泌を助ける作用があり、ともにヘモグロビンA1cの低下にも役立つ。

■ジンたまジャム(R)の驚きのパワー
「ジンたまジャム」はほかにも高血圧の予防、免疫力を上げる、冷えやむくみを解消するなどさまざまな症状にいいと言われている。気になる症状があれば、1日2さじをとり入れてみよう。

・高血圧を予防する
たまねぎとしょうがはサラサラ血液を作る万能薬
【たまねぎ】ケルセチン、イソアリイン【しょうが】ジンゲロール、ショウガオール

・免疫力をアップさせ、がんを予防する
たまねぎには抗がん作用をもつ成分がいっぱい!
【たまねぎ】イソアリン、セレン、ケルセチン【しょうが】ジンゲロール

・冷え・むくみを解消する
新陳代謝を活発にし、体温を上げる。適度な運動と良質のたんぱく質(1食につき100g)とともに。
【たまねぎ】イオウ化合物【しょうが】ガラノラクトン、ショウガオール、ジンゲロン

・腸内環境をアップさせる
たまねぎのオリゴ糖が腸内環境を整える

・若返り・アンチエイジング
美肌作りにも効果を発揮
【たまねぎ】グルタチオン、イソアリイン【しょうが】ジンゲロン

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    材料は5つだけ。しょうが、たまねぎ、水、砂糖、レモン汁
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    切ったしょうが、たまねぎ、水を耐熱ボウルに入れ、両端をあけてラップをする。電子レンジ(600W)で13分加熱。
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    加熱済みの材料と砂糖、レモン汁をミキサーにかけ、なめらかになるまで撹拌する。
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    撹拌が済んだら再び耐熱ボウルに移し、ラップをしないで7分加熱する。
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    できあがったジャムが熱いうちに完全に乾いている瓶に移し入れ、ふたをして完成。※冷蔵庫で1カ月、冷凍庫で2カ月保存できる。

■万能調味料の「ジンたまジャム(R)」

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ジンたまジャムトースト:焼いたトーストにたっぷり塗るだけ。しょうがの風味とほんのりした甘さでやみつきに。

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ジンたまみそ汁:みそ汁やスープは「飲む温野菜サラダ」。ジンたまジャムを入れれば、さらに栄養価がアップ。うま味もプラスされ、無理なく塩分が控えられる。

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ジンたまだれの豚しゃぶ:豚肉の脂肪に含まれるビタミンB2、B6は、脂質、たんぱく質の代謝をサポート。ジンたまジャムをしょうゆに加えるだけで、簡単&絶品たれに。

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村上祥子(むらかみ・さちこ)
料理研究家。管理栄養士。福岡女子大学国際文理学部 食・健康学科客員教授。電子レンジ発酵パン、バナナ黒酢、たまねぎ氷、にんたまジャムなどを開発し注目を集めている。これまでに出版した著書は300冊、730万部にのぼる。

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川嶋朗(かわしま・あきら)
東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授。西洋近代医学と統合した医療を担う。著書多数。

※掲載内容は変更になる場合があります。