大ピンチが訪れた『高嶺と花』最新6巻! 「新たな展開があまりにも面白すぎる!」とファン大絶賛

マンガ

公開日:2016/11/24

 女子高生が大財閥の御曹司と繰り広げる話題のラブコメ漫画『高嶺と花』の最新6巻が2016年11月18日(金)に発売された。御曹司に最大のピンチが訪れ、物語の大きな転機となった第6巻に、読者からは「相変わらず2人の掛け合いがたまらなく楽しい~!」「笑いあり胸キュンありで大満足の巻だった! 今までにない高嶺さんの姿にびっくり」と大反響だ!

 作者の師走ゆきは、2009年に「白泉社 アテナ新人大賞」を受賞して漫画家デビュー。『高嶺と花』は、『花とゆめ』で読み切り作品として登場したのち、同誌の2015年2号より連載を開始した作品。鷹羽財閥の会長に見初められた美人の姉の代わりに、財閥の御曹司で後継者候補である才原高嶺とのお見合いに出ることとなった主人公の野々村花。一般的な家庭に育つ16歳の女子高生で物怖じしない性格、庶民的な感覚の花は見合いに登場した高嶺のカッコよさに驚く。しかし高嶺も口が悪く、性格に難ありな男。大人っぽく見せるためにばっちり化粧をした花を見て、厚化粧の女は好きじゃないと言い放つ。その一言にキレた花は「毛ほどの興味もない」と見合いの席を立ってしまう。しかしその態度が気に入った高嶺は度々花をデートに誘い、憎まれ口を叩きあいながら2人の距離は次第に近づいていく。

 初対面の印象が悪かった2人が次第に惹かれあっていくという王道の物語でありながら、高嶺の歪んだ人格や花の負けん気の強いキャラクターが他の作品とは一味違う同作。読者からは「高嶺のツンデレを通り越した性格のひん曲がりっぷりがツボ(笑)」「花が美人の姉に対してコンプレックスを持っておらず、自分をしっかりと持って高嶺と対等にやりあっているのが面白い!」「残念なイケメン・高嶺が花のツッコミにドギマギしているところが最高に面白い」と大好評。そして同作は「このマンガがすごい!2016」のオンナ編で11位に入選、少年漫画の入選が多い「第2回 次にくるマンガ大賞」コミックス部門で15位に入選し、人気の高さを世に知らしめた。

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 そんな同作の最新巻6巻が発売されたのだが、6巻では高嶺に最大のピンチが訪れる様子。財閥会長の祖父に全ての財産を取り上げられ、金持ちの生活から一気に状況が変わった高嶺。高嶺が会いに来ないことに違和感を覚えた花は様子を見に行くが、なぜか高嶺は会おうとしてくれない。多くのものを失い、ピンチに追い込まれた高嶺に花はどうやって向き合っていくのか――。

 さっそく手にした読者からは「高嶺さんのこんな姿が見られるとは! 続きが気になりすぎる~」「うわぁぁぁ、6巻の花ちゃん可愛いぃぃぃ!」「新たな展開があまりにも面白すぎる」「また1巻から読み直したけどやっぱおもしれぇわ! あたりまえだけどwww」「大満足の最新刊! これでまた仕事をひと踏ん張りできそう」と興奮の声があちこちで上がっている。

 そして現在はBIGプロジェクトとして「高嶺さんの天下取り! 47都道府県視察参り」が行われている。これは高嶺が1年かけて全国視察に乗り出すというもの。毎月20日、選ばれた4つ程度の都道府県の各1書店に、原寸大のご当地風高嶺の立て看板が登場する。既に立て看板が立てられた大阪では、ヒョウ柄のシャツに身を纏い、たこ焼きを手に持った中々インパクトの強い高嶺が登場。愛媛では伊予柑の被り物を頭にかぶった、よそでは見ることのできない可愛らしい高嶺が書店に飾られている。今後も個性的な格好をした高嶺が全国に現れる予定だ。

 大きな展開を見せ、ファンの心をがっちりキャッチした第6巻。ピンチに陥った高嶺の姿と花の対応を見逃すわけにはいかないだろう。