『サムライせんせい』映画化! 武市半平太の故郷・高知の全面バックアップで製作決定

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公開日:2016/11/24

 幕末の志士・武市半平太が現代にタイムスリップしてしまうコメディ漫画『サムライせんせい』が映画化されることが決定した。武市半平太の故郷、高知の人々の全面バックアップのもと製作される予定で、プロデューサーの竹本克明も「可能な限り高知で撮影を行いたい」と語っている。これに対しファンからは「ふおお! サムライせんせいが高知発の映画に…! めちゃくちゃ浪漫ある企画だ…!!」「これで高知が盛り上がるといいな~楽しみ!」と期待の声が上がっている。

 『サムライせんせい』は、幕末の時代、尊王攘夷運動の中心にいた武市半平太が、牢獄の中から平成の世にタイムスリップしてしまうというストーリー。見慣れないものばかりの平成に戸惑う半平太だが、親切な老人・佐伯の家に居候することになり、サムライの格好のまま佐伯の経営する学習塾の先生になることに。さらに半平太より1年前にタイムスリップしていた坂本龍馬もあらわれ、コミカルな騒動が次々と巻き起こっていく。

 作者の黒江S介は漫画を描くにあたっての取材などで何度も高知県を訪れていたが、2016年2月から高知市に移住。現在もウェブ上で『サムライせんせい』の連載を続けており、漫画・映画ともに高知発信の作品となる。

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 同作は2015年にドラマ化もされており、武市半平太役に錦戸亮、坂本龍馬役に神木隆之介という豪華なキャストが大好評だったため、「映画も錦戸くんでお願いします!!!」「神木君の坂本龍馬がまた見たい~~~!」とドラマ版のキャストの続投を切望するファンが。

 映画化にあたってのキャストは現在未定となっているが、監督は「19」「新選組オブ・ザ・デッド」などを手掛けた渡辺一志。新選組×ゾンビと言う異色のコラボレーションを描いた渡辺がサムライ×平成の組み合わせをどう描くのか。ドラマ版とは異なるオリジナルストーリーと設定も追加されるとのことなので、続報を楽しみにしていよう。

映画「サムライせんせい」
原作:黒江S介
監督:渡辺一志
⇒映画「サムライせんせい」公式サイト