水川あさみ「共感するのは難しいかもしれないです」 物議を醸した『東京カレンダー』のコラム「東京女子図鑑」が実写ドラマに!

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公開日:2016/12/3

 東京で生きる女性の生態をエリアごとに紹介した人気コラム『東京女子図鑑』が、2016年12月16日(金)から実写ドラマ化として配信されることが決定した。様々な女性が登場する同書のなかでも、あまりのリアリティに掲載時から「こういう人いるけど見ててイラつく」とまで言われた三軒茶屋の女性“綾”が主人公ということで、「これは面白くなりそうだな」「だいぶ思い切ったチョイスだけどこれは英断」「東京女子図鑑ドラマ化とか二度見したわ! スタッフナイス!」と期待の声が上がっている。

 綾は秋田から上京したてのOL。東京に来て真っ先に“三軒茶屋”に住むところがすでに「典型的なお上りさん感がすごい」と鼻につく読者もいるようだ。しかし、周りに「田舎者」であることを悟らせないために、スーパーに部屋着で行くことを避けたりするなどの等身大なエピソードに「なんかすごいわかる」と共感する人も多い。

 そんな賛否両論の異色ヒロインを演じるのは女優・水川あさみ。水川は綾という人物を「女性でも綾にすぐ共感するのは難しいかもしれないです。むしろ反感を持つ人もいるだろうし、イライラする人もいるでしょうね」と語る。しかし「でもバカにしてもいいし、笑い飛ばしてくれてもいいんですけど、最終的に綾が辿り着く道を見届けてもらえたら」と続けた。

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 また、「優等生的なキャラクターではないところも、人間味があっていいなって私は思っちゃいますね」と好意的に語っており、世間からも「ひょっとして綾ってかなりドラマ向けなキャラなのでは?」「本で読んでいた時は綾嫌い派だったけど、これがドラマとなると面白くなるのかも」との声も。

 監督を務めるのは映画「お父さんと伊藤さん」や「百万円と苦虫女」などの作品で知られるタナダユキ。わざとらしくないリアルな感情表現に定評がある同氏が、コラム原作のドラマを制作するとあって「女子図鑑実写化でこの監督はイイね!」と期待値はぐんぐん上昇中のようだ。

ドラマ「東京女子図鑑」
放送開始日:2016年12月16日(金)
※Amazon プライム・ビデオにて見放題独占配信
主演:水川あさみ
監督:タナダユキ