「100巻を目前に控えてまだこの面白さ…」『パタリロ!』97巻発売! 加藤諒主演舞台に「あの声、あの挙動、パタリロを演じるために生まれてきたようなもん!」と期待の声

アニメ・マンガ

2016/12/9

 少女漫画界のギャグ漫画作品として最長となる、39年の連載を誇る伝説的マンガ『パタリロ!』。同作の最新97巻が2016年12月5日(月)に発売され、「100巻を目前に控えてまだこの面白さ…すごすぎる!」と大好評を博している。

 『パタリロ!』は1978年に『花とゆめ』で連載を開始し、現在はweb少女コミックマガジン「花LaLa online」で連載が続いている魔夜峰央による作品。パタリロ・ド・マリネール8世という名のマリネラ王国・国王が敏腕エージェントのバンコランや、バンコランの愛人といった個性的なキャラクターと共に毎回騒動を巻き起こすギャグマンガだ。耽美的な絵柄と独特のギャグセンスが「なんだこのユーモアは…新しすぎる!」「パタリロのくるくる変わる表情に爆笑せずにいられない」と熱いファンを生み出している。

 作者の魔夜は1973年に『デラックスマーガレット』にて『見知らぬ訪問者』でデビュー。当初はホラーやオカルトテイストの作品を生み出していた魔夜だが、1978年に発表した笑いを盛り込んだ作品『ラシャーヌ!』が、周囲の漫画家から好評だったことからギャグ路線にシフトし、同年に『パタリロ!』の連載も開始した。

 また魔夜の作品で昨今大きな話題になったのが、初めて発表された年から約30年もたった2015年12月に再出版された『翔んで埼玉』だ。「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」という表紙のセリフが衝撃的な同作は、終始埼玉県民をディスるというとんでもない内容。「生まれも育ちも埼玉なんておぞましい」「ああいやだ! 埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」といった過激な内容ながら「躊躇のないディスりがツボ!」「ひでぇ、って思いながら笑ってしまう」と絶賛の声が上がり、当の埼玉県民からも「地元が取り上げられて嬉しい!」「埼玉県民だけどあるある、って思いながら爆笑した」と好評を博し、3カ月たらずで55万部を突破する大ヒットとなった。

 そんなギャグセンスに定評のある魔夜の『パタリロ!』最新97巻が発売されたのだが、描かれたのは、パタリロが治める常春の国・マリネラ王国に雪が降るというありえない事態が発生するストーリーで、ミーちゃん(魔夜自身)も登場し物語を盛り上げる。読者からは「97巻にしてキレキレのユーモアが変わらないのはすごい!」「腹抱えながら読んだわ、このまま100巻まで突っ走ってほしい!」「セリフ回しが毎回凝ってて大好き!」と大反響だ。

 さらにこの度、実写化不可能と言われていた『パタリロ!』の舞台が2016年12月8日(木)から上演される。パタリロ役を、一度見たら忘れることのできない個性的なルックスでドラマやバラエティで活躍中の加藤諒が務め、バンコラン役を青木玄徳、マライヒ役を佐奈宏紀が演じる。加藤のキャスティングには「これ以上ピッタリの人選は見たことないわwww」「あの声、あの挙動、パタリロを演じるために生まれてきたようなもんでしょ!」「舞台化なんて無理だろって思ってたけど、加藤くんが演じるなら納得」といった声が。

 魔夜も加藤のパタリロ役については信頼している様子。これまで舞台化の話はあったはずだが、最大の問題点は「パタリロ」を演じられる人がいないという点だった。しかし魔夜は加藤の登場によって実写化が可能になったと太鼓判を押す。加藤のパタリロとしての適性について、「人間外」であることや「見たままである」ことを明かしている。

 100巻の大台に向けて盛り上がりを見せている『パタリロ!』。最新97巻で以前と変わらぬ鋭いユーモアに腹を抱えつつ、舞台で現実に現れたパタリロの動き回る姿を堪能してはいかがだろうか。

■舞台「パタリロ!」
公演期間:2016年12月8日(木)~12月25日(日)
場所:紀伊國屋ホール
原作:魔夜峰央
演出:小林顕作
脚本:池田鉄洋
出演:加藤諒、佐奈宏紀、青木玄徳 ほか
⇒「Nelke Planning」公式サイト