クラスメイトは、エッチなことが苦手な“淫魔”でした!? 人見知りで奥手な美少女悪魔に胸キュン必至『でびるち』

アニメ・マンガ

2016/12/25

『でびるち』(むすあき/泰文堂)

 西洋文化に登場する悪魔。神をも凌駕する彼らの力を借りる際に必要とされるのが、「契り」である。これは、悪魔とセックスをするというものだ。一般的にはグロテスクな容姿で知られる彼らと体を重ねる。想像しただけでも、なんともおぞましい。けれど、その悪魔が美少女の姿をしていたらどうだろう。「ワンチャンお願い!」なんて声が聞こえてきそうだが……。

 現在、連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!」にて連載中で、12月12日(月)に第1巻が発売されたばかりの『でびるち』(むすあき/泰文堂)。本作は、そんな悪魔をヒロインに据えたラブコメだ。

 主人公はどこにでもいるような男子高生・冬樹。彼のクラスには物静かでクールな美少女・咲場ヨミナがいた。彼女は頭脳明晰でスポーツ万能、まさに絵に描いたようなチートヒロインである。しかし、どこか陰があり、クラスの誰とも仲良くなろうとしない。冬樹もそれを不思議に思っていた。

 しかし、それにはワケがあったのだ。それは、彼女が悪魔だったから。性格には悪魔とのハーフであるヨミナ。その体には、なんとサキュバスの血が流れているのだ。

 このサキュバスとは“淫魔”とも呼ばれる悪魔であり、夜な夜な男子の夢の中に現れ、セックスを介して精を吸い取ってしまう恐ろしい存在なのである。

 ところが、ヨミナはセックスどころか下ネタも大の苦手。性的耐性が薄いため、ちょっとしたことですぐ顔が赤くなってしまう。そんなヨミナから冬樹は、「私と契りを結んでくれませんか?」なんて言われてしまうのだから、もう大変。学園生活はバラ色どころの騒ぎではない。こうして冬樹と淫魔とのおかしな学園生活がスタートするのである。

 「淫魔との学園生活」と書いたが、本作で描かれるのはエッチなハプニングばかりではない。ヨミナが友達を作ろうとしない理由や、それでも少しずつ友情を育んでいくさま、冬樹を取り巻く高校生たちの青春なんかが描かれており、実に爽やかな読後感だ。もちろん、ヨミナがどうして冬樹を選んだのか、2人の過去を匂わす描写もあり、グイグイと読み手を引っ張ってくれる。

 さらに第1巻のラストでは、やたらと冬樹に絡む風紀委員・縁寺が登場するのだが、どうやら彼女もまたヨミナと因縁があるよう。そして、実は縁寺にも人には言えない正体があり……。続きが気になる人は、ぜひGANMA!をチェックしてみてほしい。

 悪魔と契りを交わすなんて恐ろしいけれど、ヨミナみたいな悪魔だったらいいかも。またひとつ、胸キュン必至のラブコメが登場したようだ。

文=五十嵐 大

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