『ONE PIECE』ファンの心を揺さぶった2016年人気記事ベスト3

アニメ・マンガ

2016/12/30

 日本が世界に誇るマンガの1つ『ONE PIECE』(尾田栄一郎/集英社)。2016年は、ダ・ヴィンチニュース「なんでもランキング」という企画枠を借りて、様々なテーマからワンピースの魅力を紹介させて頂いた。大変ありがたい。この機会をくださった編集部、そしてお付き合いくださった読者の皆さまには感謝しかない。そして今回、編集部と話した結果、「自己満足な記事に見えるのでは?」と少々悩んだが、あらたにランキング形式で、これまでに掲載された記事の中でも特におすすめしたい3本をピックアップ。それではいってみよう!

【第1位】尾田先生を狂わせてしまった「SBSワースト質問ランキング」ベスト5

記事はこちら(//ddnavi.com/news/317171/a/)

 この記事はワンピースの名物コーナー「SBS」をテーマに、ワンピース読者と尾田先生の下品さを…いや、エロい質問が飛び交っている様子を…いやいや、ワンピースの魅力をご紹介している。

 ちなみに、ダ・ヴィンチニュースのサイトには「人気記事ランキング」が表示されており、ライターは皆このランキングを気にしている。「尾田先生を狂わせてしまった“SBSワースト質問ランキング”ベスト5」がアップされてから数日間、このランキング第1位に居座り続けたことは今でも覚えている。それほど読者に読んで頂いたし、私も嬉しかった。最も思い出深い記事だ。

 第1位で紹介したティミー上田氏による「えーSBSをはじめます!!」事件は、今でも尾田先生を困らせる鉄板お便りだ。その手法は巻数を重ねるたびに巧妙化し、そろそろ警視庁特殊捜査班が動き出すのではないかとにらんでいる。第2位以降も振り返りたいが、ダ・ヴィンチニュースの品格とモラルを鑑みて、今回は自重したい。

 せっかくなので、最新刊83巻の「SBSコーナー」から新たに1つ質問を紹介しよう。

読者「第788話“私の戦い”の中で、ヴィオラとドフラミンゴはどうしてお互いを“ドフィ”“ヴァイオレット”と呼び合ったのでしょうか?」
尾田先生「これはねー深い裏設定があるんだけど、かなり大人な物語なので、少年漫画ONE-PIECEとしては隠します。まさに情熱の国“ドレスローザ”!!」

 ワンピースには、人間関係の交錯、人間の性(さが)が描かれていることがある。子どもだけではなく、大人もワンピースに引きつけられる理由は、おそらくここにあるのだろう。

【第2位】ONE PIECE読者が選ぶ「一番印象的だった島」ベスト5

記事はこちら(//ddnavi.com/news/300411/a/)

 この記事は、ワンピース関連で初めて記事にさせて頂いたものだ。これを皮切りにいくつも書かせて頂いたので、私にとって「出発の島」に近い感覚だ。この記事なしに「ワンピースなんでもランキング」は生まれなかった。この記事を第2位とさせて頂く。

 ワンピースは1つ1つの島にも魅力が潜んでいて、その地で様々なストーリーが生まれた。この記事では、全国の15歳から45歳の男女を対象にワンピースで一番印象に残っている島のアンケートを行い、その結果をまとめたものを紹介している。

 読者に最も人気があった島は「アラバスタ王国」だった。クロコダイル討伐のため、苦楽を共にしたビビとの感動の別れが、この島に刻まれている。しかしそれだけではない。この島には世界最悪の戦艦「プルトン」が眠っており、800年前、ネフェルタリ家の王が何をしたのか解き明かすカギを握っているはずなのだ。この島に興味を引き寄せられる読者はまだまだ増えるだろう。

 この他にもこの記事では「海上レストラン バラティエ」「空島」「ゴア王国 フーシャ村「マリンフォード」など、魅力的な島を紹介している。個人的には、森の番人ガイモンさんが住む「珍獣島」の魅力もお伝えしたいが、どうやら読者にはあまり魅力的でなかったようだ。最近新たに、樽入りの女が住み着き、「ガイモンさん、ついに彼女ができるのでは!?」と私の中で大ニュースになったのだが…まあでも…ランクインした島の魅力には勝てないか…。

【第3位】ルフィVSボス級敵キャラの戦闘シーンで炸裂した「戦闘ボケ」ランキングベスト5

記事はこちら(//ddnavi.com/news/321003/a/)

 個人的に非常に気に入っているこの記事を第3位とさせて頂く。ワンピースの特徴の1つとして、シリアスな戦闘中にもクスッと笑えるようなボケが描かれている。いつ殺されるか分からないシーンで、ルフィが見事にボケてしまったシーンをランキング化したものだ。

 第1位の「ルフィが死刑台に磔られ、バギーに首を切られそうになっているシーン」は、やはり何度見ても笑ってしまう。

ルフィ「おれ死刑って初めて見るよ」

バギー「てめェが死ぬ本人だよ!!!!」

ルフィ「ええっ!!ふざけんなーっ!!!!」

バギー「てめェがフザけんなァ!!!!」

 第4位の「弱点を見抜かれても余裕をみせるクロコダイルにルフィがボケるシーン」も大好きだ。

クロコ「格の差がおれとお前にはある!!それが七武海のレベルだ」

ルフィ「お前が七武海だから何だ。だったら俺は八武海だ!!」

 人にはそれぞれ「お笑い」の好みがある。しかし少なくとも、上記のルフィの「戦闘ボケ」は傑作ではないだろうか。

番外編

82巻までの未回収の伏線をまとめてみた(前編)【保存版】(//ddnavi.com/news/332325/a/)
82巻までの未回収の伏線をまとめてみた(後編)【保存版】(//ddnavi.com/news/335035/a/)

 この記事はタイトル通り、ワンピースの伏線をすべてまとめたものだ。大きな反響があり、様々なお声を頂き、本当に嬉しかった。しかし反面、恐れていた「ミス」も発覚し、自身の甘さを反省した。読者や関係者の皆さまには本当に感謝ばかりであり、そして申し訳なかった。なにより、この記事は83巻が刊行される前にアップするつもりだった。ところがあれよあれよと延びて、83巻が刊行されてからのアップとなり、この記事の一部情報はすでに古くなっている。個人的には修正したくてしょうがないが、この調子では同じことを繰り返しかねないので、第90巻が刊行されたとき、再度この記事を更新させて頂けたらと思う。次こそは伏線を完全網羅した記事になることをお約束する。

 読者にとって2016年はどのような年だっただろうか。2017年はどのような年にしたいだろうか。各々に思い出や反省点があり、そして新しい年に対する期待があるはず。私は2017年もダ・ヴィンチニュースでワンピースに関わっていけたらと思う。ワンピースの魅力を発信できる記事をもっと書き上げ、日本中をワンピースの魅力で巻き込んでいきたい。読者の皆さま、どうぞ2017年もよろしくお願いいたします。

文=いのうえゆきひろ