高卒手取り15万円から年収1000万円に!? 理想を集めて「こうなる」と決めるだけの「ワークライフスタイル」とは?

ライフスタイル

2017/1/11


『可愛いままで年収1000万円になるWORK LIFE STYLE BOOK』(宮本佳実/WAVE出版)

 もしも、ゆるっとふわっと起業して、スルッと年収1000万円になれたら。もしも「毎日、嫌な予定が一つもない!」という幸せな状態になったら……そんないいとこ取りみたいなこと、できるわけないじゃん! と思っている人にこそ手にとってもらいたいのが、『可愛いままで年収1000万円になるWORK LIFE STYLE BOOK』(宮本佳実/WAVE出版)である。

 高卒で手取り15万円だった著者。終電になるまで残業をしたり、上司に怒られるような仕事こそが「働くということ」と、勝手に思い込んでいた日々から一変。理想のワークスタイルをトコトン追求し、自分の「好き」を基準にした「ゆるふわ」生活と、「パソコンがあれば、どこでもマイオフィス」という現在のワークスタイルを実現した。本書では、理想を実現させるためのさまざまな習慣から、カバンの中にある「7種の神器」と呼ぶ仕事のツールまで、著者らしい「ゆるふわ」にこだわったものがずらりと掲載されているスタイルブックだ。

 ゆるふわでスルッと成功できる秘訣は、「理想を集めて『こうなる』、そう決めるだけ」だという著者。例えば、理想を実現させるためには「こうしたいと思うけれど、いまは到底無理」と思っていることでも、それをノートに書き留めること。また自分が本当にのぞむ1日を紙に書いたり、理想として思い描いていることをちょっと人に話すだけでもいい。まず自分が先にどんどん動いていくことで、まわりのエネルギーが循環していくという。

 また、お金とは「幸せと交換できる特別なチケット」だと考える著者。お金を払うときは「幸せと交換できてうれしい」という気持ちでいると、お金というチケットの循環がよくなっていくという。さらに「もったいなくて、なかなかその勇気が出ない」ものにあえて挑戦することで、“できない”を“できる”に変換する変換力が生まれ、これが理想を現実に変えていく。著者も、あまりお金のない頃から、新幹線のグリーン車に乗るようなプチ贅沢を実践していたことが、今につながったのだろう。

 もちろん家事だって、苦手な人は無理をしてやる必要はない。著者も利用している家事代行サービスを使えば、ピカピカになった部屋と効率よく仕事ができる環境を手にすることができる。しかも、プロに頼むことが「幸せのチケット交換」だからこそ、その金額を上回る幸せやいいことが帰ってくるそうだ。

 このほかにも、「好き」をビジネスにするためのSNSの使い方やブランディングの考え方、そして「ゆるふわ」のワークライフスタイルとして、愛用しているバッグやふんわりとした巻き髪の作り方や、ウキッとやる気をアップさせるネイルのこだわりなども紹介されている。

「かなってもかなわなくても、いま、私は幸せ」という「いま」が満たされていると、願いって簡単にかないだす。ビジョンに縛られない私になったとき、夢はスルスルと現実になる」という著者。「自分らしい、世界でたった一つのワークライフスタイル」は、誰でもゆるふわスルッと実現できそうな気になる一冊だ。

文=富田チヤコ