お仕事メイクで今っぽさをだすなら? 大人女性のための“コンサバだけどコンサバ過ぎない”美人メイク術

健康・美容

2017/1/15


『イガリ化粧~大人のためのメイク手帖~』(イガリシノブ/講談社)

「おフェロメイク」の生みの親で、大人気ヘアメイクアップアーティストであるイガリシノブさんのメイク本第3弾『イガリ化粧~大人のためのメイク手帖~』(イガリシノブ/講談社)。美容雑誌『VOCE』の大人気企画「アラサーイガリメイク」の集大成といえる、「日本の働く大人の女性」のために「実用」にこだわったメイク本となっています。

 若い子たちがこぞってマネをした「目の下チーク」などで知られるイガリメイクですが、可愛いけどオフィスでは浮いちゃうし、アラサーの自分には似合わないかな…と、マネできなかった方もいることでしょう。しかし『イガリ化粧~大人のためのメイク手帖~』は、曜日別に16アイテムで着回しメイク、働く女性のファッションアイテムに合わせたメイク方法、プチプラメイクの活用術など、働く女性の日常に寄り添いたいという著者の思いがつまった、大人の女性には嬉しい提案がいっぱいです。

 イガリさんの考える大人のためのメイクとは、いかにも大人の女!!といった感じのコンサバメイクではなく、上品なキレイさはありつつ、ほどよいオシャレさとふんわり女の子らしさをきちんと残した「コンサバ5歩手前」のメイク。

 大人にとっては、会社メイクとしてふさわしいメイクかどうかも重要なポイント。本書では「イガリシノブになんでもQ&A」という、イガリさんがみんなの素朴な疑問に答えるコーナーがあります。そのなかで、金融業界で働く女性がそこでイガリ化粧を取り入れるならどうすればいいか?という疑問にイガリさんはこう答えています。

Q
私は金融という一番堅いといわれる業界で働いていますが、そんな中でイガリ化粧を取り入れるとしたら。どこをどうすればいいですか?
A
やっぱりリップじゃない!? あとボサ眉。
色は赤茶が正解。

 お仕事メイクで今っぽさをだすなら、やはり眉とリップだとイガリさんは言います。そこで、眉はお仕事で許される範囲でちょっとだけボサッと、パウダーで眉を描いた後、まつ毛につけたマスカラをおすそわけするというテクニックを紹介。リップは赤茶がオススメとのこと。赤だけれども、ベージュやブラウンといった茶系の色を感じさせるもので、光があたると赤みが差すぐらいの色なら知的なムードも演出できるとアドバイスしています。オススメの赤茶リップもメーカーや価格とともに紹介。その他にもさまざまな疑問に対して、どこをどうすればいいかわかりやすく回答しています。

 本書ではイガリさんによって考え抜かれたメイク手法が、プロセス写真などを使ったわかりやすいビジュアルで紹介され、肌色や顔の形別にベースメイクやチークの入れ方、自分に似合うコスメ選びやメイクのポイントなど、どれも超丁寧に解説。すぐに自分のメイクに取り入れることができるようになっています。

「イガリ化粧」では、私が提案しているものに合わせて、読者の方が自分の提案も織り交ぜられるように、試行錯誤しました。例えば、「私はこんな日にこんなメイクしたいな」といったように、この本に書いてある提案とは正反対の考えでもいいなと思ってます。

 プロの提案するメイクをただマネするのではなく、自分だけの新しいメイクをつくるための参考にしてほしい、そんなイガリさんの思いや楽しい仕掛けがつまった本書はメイク好きならずとも手に取ってほしい一冊です。

文=なつめ