仕事が速いのにミスしない人の仕事術 「質」と「スピード」は同時に上がる

ビジネス

公開日:2017/2/9

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    『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』(飯野謙次/文響社)

 仕事の“スピード”と“質”を同時に上げるための仕事術を紹介する『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』が、2017年2月3日(金)に発売された。

 ミスは「するよりはしないほうがいい」というような軽いものではない。実は、「ミスをしない」ということは、それだけで信頼感が高まり、あなた自身の「強み」になるのだ。

 身近にいる「ミスしない人」をイメージしてみよう。そういう人たちに対して他にどんなイメージを持つだろう。「仕事が速い」「切れ者」「頭がいい」「要領がいい」「信頼できる」… そのイメージはどれも、「仕事ができる」と言い換えられる。

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 失敗やミスを回避し、仕事を効率化するには、下記のようなちょっとしたコツがあると同書で紹介されている。


・チェックリストは日本製よりアメリカ製が使いやすい理由
・「何でもかんでもメール添付」しようとするから、ミスが起こる
・物事の最小がわかると、すべてをコントロールできるようになる
・同じメールは2度読むな
・誤解のないコミュニケーションを実現する「理系思考」とは
・「どうしたらミスできるか」を考えると、ミスが激減する
・「正しいけれども悪いマニュアル」に踊らされていないか?


 誰でもできるのに、意外に知らない「理系思考」の仕事術を体得すれば、仕事の質とスピードを同時に上げることができる。ハイスピード&ハイクオリティの仕事はやがて、人生最高の楽しみになるはずだ。

飯野謙次
スタンフォード大学工学博士。1959年大阪生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、General Electric原子力発電部門へ入社。その後、スタンフォード大で機械工学・情報工学博士号を取得し、Ricoh Corp.へ入社。2000年、SYDROSE LPを設立、ゼネラルパートナーに就任(現職)。2002年、特定非営利活動法人 失敗学会副会長となる。

※掲載内容は変更になる場合があります。