原田知世、大泉洋は「旦那様にしたい俳優ナンバーワン」

しあわせのパン

2012/1/20

 映画『しあわせのパン』で、北海道・洞爺湖のほとりのパンカフェ「マーニ」を営む夫婦を演じた原田知世さんと大泉洋さん。
ごく少ないセリフで素敵な距離感を表現した二人の、実際の関係は?――

原田:私の夫が『水曜どうでしょう』の大ファンで、私も一緒に見るようになったんです。だからとても親近感があったというか、お会いしてもいないのに、知っている人のような気持ちでいて。それで、この映画に出るんだよって話をしたら、一番喜んだのは夫でした(笑)。「大泉さんと夫婦? すごい!」って。

大泉:「大丈夫か!?」みたいな思いはなかったんですか? 『水曜どうでしょう』の僕が、この映画でこの優しい夫を演じきれるのかと……って、僕がインタビューするのもおかしいけど(笑)。

原田:「どういう感じかな?」って、逆に楽しみでしたよ。台本を読んだ時から素敵だなぁと思っていた旦那さんが、洋さんのおかげでもっと素敵な旦那さんになった。たぶんこの映画が公開された後は、「旦那様にしたい俳優ナンバーワン」になるんじゃないかなって思います(笑)。

大泉:そうですか! いや~もうちょっと結婚を待ったほうがよかったなぁ(笑)。原田さんは、ホントにすべてがかわいらしくて。この映画を観る男性の方は、ただただ原田知世の美しさ、かわいさだけで、満足していただけるんじゃないでしょうか。観終わった時、「あーーー、知世ちゃんかわいかったなあ!」って。

一同 (笑)

大泉:撮影中はずっと、「この人は天使なんじゃないか?」と思っていましたよ。知世さんとずっと一緒にいると、自分という人間のレベルの低さを痛感しました(笑)。

原田:そんな!
 
寄り添ったり、手渡したり、手を差し伸べたり。
映画の登場人物たちはみな、大切な人に自分の気持ちを伝えるために、行動を積み重ねている。

大泉:今の時代、みんな何かを抱えながら毎日を頑張ってる。この映画を観て、ぜひ一息ついてほしいですね。映画館の中で2時間だけでもふーっとできるのって、すごく大事なことだし、そうそうあることじゃないですから。

原田:嬉しいこととか、しあわせなことを、大切な人と分け合いながら生きていけたら素敵だなあって。そんなことを感じられる映画なので、ぜひ大切な人と一緒に映画館に観にきてもらえたらなって思います。観終わった後の帰り道はきっと、お互いすごく優しくなれそう。

大泉:ほんとになれると思う。どちらからともなく、思わず手を繋いで帰るんじゃないかな。

(ダ・ヴィンチ2月号 「映画『しあわせのパン』公開記念 原田知世×大泉洋が語る私たちのしあわせの場所」より)