優雅で官能的なフランス女性は知っている! 自分に合うブラとパンティ選びの基礎知識

美容

2017/2/12


 ブラには、実にたくさんのことが求められています。だからこそブラには、いくつものタイプがあり、それぞれ作り出すバストの形が微妙に異なります。今度、デパートやランジェリーショップに行ったら、いろいろなブラを試してみてください。きっとあなたに夢の「デコルテ」をもたらすブラが見つかるはずです。さて、あなたにぴったりのブラを探すための予備知識として、ブラの様々なタイプについてご説明しましょう。

あなたにぴったりのブラはどれ?

○バルコネットブラ

「バルコネット」というのは、「バルコニー」の意味です。カップが浅く、バストの下半分を覆う形のブラで、持ち上げ効果大の小さ目なバスト向きです。肩ひもはカップの外側の端についています。

○ハーフカップブラ、デミカップブラ

このタイプはフランスでは「コルベイユ」と呼ばれ大きめのバストに向いています。カップはバストの半分から4分の3を覆い、十分なサポート力がありながらも、ふっくらとまるみのあるバストを形作ります。豊満なバストラインを作り、谷間を演出します。

○フルカップブラ

クラシックな形のブラで、深いカップがバスト全体を覆い、支えます。このタイプはほとんどがアンダーワイヤー入りです。中くらいからとても大きなバストに向いています。

○モールドカップブラ

型に生地を載せ、高圧で熱してつくられたもので、縫い目がなく、形がついています。つけ心地がよく、タイトな服を着てもブラのラインが目立つことなく、自然でなだらかなバストラインを作ります。

○プッシュアップブラ

角度のついたカップがバストを寄せて谷間を作り、ボリュームを演出。襟ぐりの大きくあいた服には、このタイプが理想的です。小さいバストにも大きなバストにも向きますが、大きめのバストの人は谷間ができすぎないように注意しましょう(過ぎたるは及ばざるが如しです。)

○プランジブラ

「プランジ」というのは、急降下などといった意味で、センターゴアの位置が低いため、胸元が深く開いた服を着るときには必須です。下からのサポート力を維持したまま、谷間を作れます。肩ひもが外側についているので襟ぐりからバストにかけての露出部分が広くなります。

○シーム入りブラ

カップを2~3枚のパーツを縫い合わせて作ることで、縫い目のラインがバストを持ち上げ、形を整えるように設計されています。カップ中央に縦のラインが入っていれば、持ち上げ効果があり、横のラインやカーブしたラインが入っていたら、丸みを持たせる効果、カップのサイドにラインが入っていたら、バストを前に押し出す効果があります。

○ストラップレスブラ

ブラの働きのほとんどを担っているのはベルトですから、肩の出る服を着るなら、このタイプが最適。ベルトに確実に働いてもらうにはかぎホックが少なくとも3段ついているものを選びましょう。とはいえ、あなたが豊満なバストの持ち主の場合、フルカップのストラップレスブラは考えものです。肩ひもがないため、カップを適切な位置に保てないからです。ストラップレスブラをつけたときには、自由な動きが制限されると感じているなら、ドレスのワードローブそのものを考え直すべきでしょう。つまりストラップレス以外のドレスを選ぶことです。

もう迷わない!パンティのすべて

 さて、ブラについてご説明しましたので、次は一般的なパンティの種類をイラスト付きでご紹介しましょう。ちょっと時間を作って、それぞれのパンティ(とそれに合うブラ)をつけて、どんな効果があるか、どんな感じがするかをチェックしてみましょう。

○ビキニ

水着と同じで、また上が浅く、ハイレグカットのパンティ。

○ボクサー

お腹とお尻をぐるりと覆う、はきやすいタイプのショーツ。股上が深いので、スポーツ用としても人気があります。

○ボーイショーツ

ボクサーよりも股上が浅く、お尻の丸みがかろうじて隠れるタイプ。フランスでは「ショーティ」と呼ばれています。ローライズ(股上の浅い)のジーンズやスカートに適しています。

○クラシックタイプ

フランス語では「culotte(=パンティ)」や「slip(=パンツ)」、英語では「panty」や「brief」と呼ばれる、ヒップ全体を覆うタイプ(欧米では女性用のパンティも「ブリーフ」と呼ばれている)。股上が深いものと浅いものがあり、たいていは透けない生地で作られています。

○ハイライズタイプ

股上が深く、ヒップ全体を覆うタイプ。かつては「おばさんパンツ」などと言われましたが、ボディラインを整える「シェイプウェア(補正下着)」が注目されるようになったことで、補正に適したハイライズタイプが人気を取り戻し、メーカーがモダンな形、高級な生地のものを作るようになりました。

○ヒップスター(ローライズタイプ)

ビキニとボーイショーツの間を取ったような形のショーツです。股上の浅いヒップハンガータイプで、脚ぐりのカットは普通のパンティほど深くありません。

○イタリアン・パンティ

ヒップ全体を覆う、高級感のあるパンティ。たいていはフロントにレース記事やエンブロイダリー、バックにメッシュ記事が使われていて、透け感があって魅惑的。

○ソング

フランスでは「ストリング」と呼ばれていますが、もっと正確に表現するなら、「2枚のごく小さな布が1本のストリング(ひも)でつながったもの」といったところでしょうか。フランスでは「cache-sex(=性器カバー)」とも呼ばれていますが、それは、ヒップをむき出しにするのに、その部分だけは覆うからです。「ミニソング」と呼ばれるタイプは、ほとんどどこも覆いません。

○タンガ

ソングと形が似ていますが、タンガのほうが、生地の面積がフロント、バック、サイド共に大きいです。面積がある分、装飾も多く、レースや光る素材がはめ込まれたものが多いです。

○シームレスタイプ

縫い目のないものは前述のどのタイプでも作られています。なめらかな素材が、レーザーカットなどの先端技術で加工されているので、アウターに響きません。

ブラとパンティのコーディネートのルールを知る

 ブラとパンティの関係なんて考えたことありますか?少なくとも私はフランスに住むまでそんなこと考えたこともありませんでした。でも、フランスの女性たちには、そろいのセットが欠かせません。そろいのセットを身につければ、統一されたデザインが調和をもたらし、一つの芸術的な絵を完成させると考えているのです。「そろえる」といのは一つのルールですが、だからといって破ってはいけないわけではありません。以前にお隣さんがこう説明してくれました。「ケイト、世の中には、自分に正直な選択だけど、ルールには反するってこともあるのよ」自分の意図やスタイルに基づいて「そろえないこと」を選ぶのなら、それでもかまわないのです。

 もしあなたが「自分のスタイルなんてとくにない」、「何でもあり」、「自由気ままが好き」というタイプでも、ご心配なく。デザインの異なるブラとパンティを組み合わせたい方へのアドバイスをご用意しました。

 

①生地が同じものを組み合わせる
綿やジャージ、シルクなど、一般的な生地を選び、その生地のブラとパンティを組み合わせましょう。

②同系色を組み合わせる
一連の同系色を、フランス語で「camaieu カマイユ」と言います。組み合わせや配色を考えるのに、同系色というのは、失敗がなく、便利です。

③反対色を組み合わせる
あなたが配色の基本を知らなくても、自分で選んだ組み合わせを気に入ったなら、それでOK!もし、もっとシンプルでシックな組み合わせにしておきたいなら、モダンに見える「白黒」はいかがでしょうか。

④お堅い感じの無地のブラに、大胆柄のパンティを組み合わせる
元気を出したいときに。たとえば、黒のブラにヒョウ柄のパンティ。

⑤柄ものと柄ものを組み合わせる
ちょっと上級ですが、手始めに、水玉模様とストライプ、横ストライプと縦ストライプ、花柄と抽象柄などはいかがですか?

 

 大事なのは、手持ちのものを手あたり次第に身に着けるのではなく、身につけたいと思うものを身につけること。どのランジェリーを身につけるかを考えることで、自分の体に親しみを覚えますし、その感覚が一日中続くことになります。

 

文=citrus キャスリン・ケンプ・グリフィン