読まずに作れる!? 4コマレシピ! 肉汁たっぷり本格ローストビーフ、旨み溢れる豪快パエリア!【作ってみた】

食・料理

更新日:2017/2/13


  “カンタンなら作ってみたいごちそう”ってありませんか? そう思っている方にピッタリなのが、『4コマレシピ』(ヤミー著/主婦と生活社)。4工程で構成されるレシピは、4コマ写真で流れとコツだいたいわかり、あとの2割は作り方のポイントをさらりと読むだけなので、とくかく簡単!

 レシピのテーマは、「定番のおかず」「頑張らないごちそう」「ひとりごはん」「野菜のおかず」に分かれ、シチュエーションから料理をチョイスすることができます。

 その中から、今回は「頑張らないごちそう」3品を作ってみました。

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1.野菜をつまむ手が止まらない!濃厚バーニャカウダ(P.88)

 材料はにんにく、アンチョビ(フィレ)、オリーブ油、野菜。まずはにんにく1玉を丸ごとラップで包み、レンジで1分加熱。小鍋の上にざるをセットし、加熱したにんにくをゴムベラでこす。その鍋にアンチョビとオリーブ油を加え温める。野菜を食べやすくカットし、盛り付けて完成。

 これまで「バーニャカウダ=レストランで食べる」と思ってましたが、こんなにサッと作れるなんて!? と驚きました。そんなカンタンに作れるソースは、にんにくのいい香りとアンチョビの風味、塩加減が絶妙に絡み合い、とても美味しいです。

 ソースは1週間ほど保管できるので、ピザやパスタのアレンジにもGoodです!

2.初挑戦のわたしにもカンタンにできちゃった! 手間いらずの肉汁たっぷりローストビーフ(P.28)

 材料は牛ももブロック肉、赤ワイン、トマト、ケチャップ、バター。オリーブ油を浸したペーパータオルで牛肉を包み、さらにアルミホイルで包む。それをフライパンにおき、ホイルの半分まで水を入れ、フタをして中火にかける。沸騰したら火を止めて40分おく。時間が経ったらホイルを取り出し、フライパンのお湯を捨て水気を拭き取ったら、サラダ油をしき、ホイルから出した肉を入れ、表面に焼き色をつける。いい色に焼けたら再びホイルに包み、人肌くらいに冷ます。その間にソース作り。赤ワインを煮立て、塩、トマトケチャップ、バターを混ぜれば完成。

 ローストビーフは初挑戦だったので、焦げをつけるときに「火が通り過ぎてしまうのでは…」とドキドキでしたが、4コマ通りに進めるだけで待ち時間はあるものの、あっという間にほどよい焼き加減のローストビーフができ上がりました。

 ホームパーティーでは、メインとしてゲストの方々にお召し上がりいただきたい一品です。

3、彩り鮮やか! あさりと鶏のダシがきいた「旨み溢れる豪快パエリア」(P.36)

 材料は、あさり、鶏もも肉、トマト、パプリカ、にんにく、米、白ワイン、オリーブ油、乾燥のタイムとローズマリー、レモン。鶏肉をひと口大にカットし、2種類のハーブと塩でもみ込んでおく。フライパンにオリーブ油をしき、にんにくとパプリカを入れ、焦げ目がついたら具を取り出す。今度はそのフライパンに鶏肉とあさりを入れ、軽く火を通し、粗めに刻んだトマト、取り出したにんにく、白ワインを加える。トマトの形が崩れてきたら、水を入れ塩で味を調え、米を入れて中火でフタをせず10分煮る。最後にパプリカ、レモンを飾れば完成。

 あっさりとできてしまったパエリアですが、見た目がすごくゴージャスで美しく仕上がりました!

 お味はというと、あさりと鶏肉のダシがとても出ていて、そこに上品なハーブの香りが合わさり、味のアクセントになっています。お米の芯もなく、ふっくらと炊き上がりました!

 みなさんも「読まずに作れる」本書を参考に、“頑張らないごちそう”でホームパーティーに華を添えてみてはいかがでしょうか?

文=澤 ゆか