生誕120年、没後50年「読み継がれる吉川英治文学展」14日(土)から開催

更新日:2013/8/13

2012年の今年は『宮本武蔵』『新・平家物語』など多くの作品を残した作家・吉川英治の生誕120年であり没後50年でもあります。

1月14日(土)から東京・講談社野間記念館にて開催されます。
開催期間は3月4日(日)まで。
『宮本武蔵』『三国志』『新・平家物語』などの直筆原稿をはじめ、同時代の作家、画家、文化人などとの交友をうかがわせる資料等が展示されます。

吉川英治が生きた時代は、日清戦争から太平洋戦争まで続く長い戦争の時代、そして関東大震災、戦後の復興など、まさに激動の時代でした。
彼の作品はそんな時代の中にあって多くの読者に支持され、やがて“国民文学”とも称されることになりました。
最近では井上雄彦のコミック『バガボンド』の原作として『宮本武蔵』が使用されるなど、世代を越えて幅広く支持され続けています!

そして、今年は巌流島の決闘から400年にあたる年でもあるそうです。

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4月21日(土)からは北九州市立文学館で「生誕120年没後50年吉川英治展-巌流島決闘から400年-」(仮)が、5月からは八重洲ブックセンターで「没後50年展」がそれぞれ開催される予定です。

「読み継がれる吉川英治文学展」特設ページ(講談社野間記念館公式サイト)
■講談社野間記念館
・開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
・休館日 月・火曜日(祝休日の場合は水曜日以降に振り替え)
・入館料 一般500円/学生300円(小学生以下無料)


●宮本武蔵 吉川英治 講談社

●バガボンド 井上雄彦、吉川英治 講談社