全国最下位の営業所を日本一に導いた所長の、感動の物語『奇跡の営業所』

ビジネス

公開日:2017/2/24

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    『奇跡の営業所』(森川滋之/かんき出版)

 全国最下位の営業所を日本一に導いた所長の感動秘話。すべての営業リーダー、営業マン必読の奇跡の実話を描いた小説『奇跡の営業所』が、2017年2月20日(月)に発売された。

こりゃあ、やる前から負けだわ―
 営業所長として赴任してきたら、営業スタッフのほとんどが営業の初心者だった。扱っている商品は競合他社と差別化しにくいうえに、ある程度の専門知識が必要なもの。さらに、結果を出さないと営業所を廃止すると言われた―。もしあなたがこの所長の立場だったらどうするだろう。こんな条件ではとても無理とあきらめてしまう? それとも、「もっとまともなスタッフをください」と本社にかけ合う? ところが、この条件のままで営業目標を達成しただけでなく、就任半年後には3カ月連続でダントツの売上日本一を達成した人が実際にいる。それが同書の主人公のモデルとなった、吉見範一だ。

 吉見はいったいどんな「魔法」を使ったのか? それは実は、魔法でも何でもない、吉見でなくてもやろうと思えばできることだったのだ。

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読むだけで営業マネジメントノウハウが身につく泣けるビジネス小説
「商品を思うように売ることができない」
「売るどころか、お客様に会ってさえもらえない」
「成果が出ないのに、誰もやり方を教えてくれない」
「部下の能力不足で目標が達成できない」
「できない部下に手をさしのべようとしているのに、相談してくれない」
「職場が暗くてなんとかしたいが、活性化させる方法がわからない」…

 著者自身、会社員時代にこのような悩みを抱えていたという。同じような悩みを持つ人も多いのではないだろうか。そんな営業リーダー・パーソンのために、2009年きこ書房から発売された同名の書籍を大幅に加筆したものが同書だ。2009年版では入れられなかった後半の物語を追加し、解説編をより実践的に全面的に書き直し。また、物語全体の設定も時代に合った新しいものとなった。

2009年版の前著を読んだ人々から続々と感動の声が!
・「喫茶店で一気に拝読、恥ずかしながら号泣してしまい、お店の人に『大丈夫ですか?』と声をかけられてしまいました」(40代女性)
・「ついうっかり電車で読んだら思わず嗚咽しそうに。でも、営業の仕事って、本当はこれくらい感動的なものなんですよね!」(40代男性)
・「涙が止まりませんでした。本当に奇跡ってあるんだなあ、と素直に思えました」(40代男性)

 旧作に親しんだ人にも新たな感動があり、同書で初めて触れた人もその真実の営業物語に驚くことだろう。営業職に悩みはつきもの。しかし、そこでネガティブ思考に陥らず気持ちを切り替えることで道は開けることを同書は証明している。奇跡はきっと、あなたの身にもやって来る。

森川滋之(もりかわ・しげゆき)
1987年、京都大学文学部を卒業後、大手IT企業に就職し、20以上のシステム開発プロジェクトにリーダー、マネージャーとして参画。2004年に転職し、営業部門に配属されるが、全く結果を出せずに1年足らずで退職し、ITコンサルタントとして独立する。営業として失敗した無念な思いが、その後の活動に大きな影響を与えている。2007年に営業コンサルタントの吉見範一と知り合い、2009年に吉見の実体験を物語にした『奇跡の営業所』(旧版)を上梓。その後、吉見と共同で営業コンサルティング活動を開始し、吉見を講師とする営業セミナーを100回近く主催する。2014年からは執筆に専念。企業の販促コンテンツの企画・制作やIT関連媒体への寄稿をするかたわら、多くのコンサルタントの著書制作アドバイスにも携わっている。著書に『SEのための「不況に強い」営業力のつけ方』、『ITの専門知識を素人に教える技』、『IT現場の文書作成術』などがある。著者による『奇跡の営業所』特設サイトもオープン。

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