「共働きだからゴミ置き場掃除の当番がつらい」『ビートたけしのTVタックル』で視聴者の共感を集めたブロガーが「町内会」トラブルを解決!

社会

2017/3/12

 誰もが悩まされる町内会の問題に切り込んだ『どこまでやるか、町内会』(ポプラ社)が2017年2月9日(木)に刊行された。著者の紙屋高雪は3月5日(日)に、“ゴミ置き場問題”について取り上げた討論番組「ビートたけしのTVタックル」に出演。ゴミ収集のトラブルは町内会ではなく行政の問題で、「ゴミを集めるのは市町村の仕事」とコメントし、視聴者から「まったくだ。行政がやらないと個人やご近所の好き嫌いが優先されちゃう」「行政の怠慢で、自治会に余計な役割を押し付けてる」と共感を集めている。

 最近では町内会や自治会を巡って、日本各地でご近所トラブルが起こっている。高齢化で担い手がいなくなったり、子育てをする人にとって活動の負担が大きすぎたりと、町内会が抱える課題は盛りだくさん。一方で、大きな災害が起こると人と人との繋がりが注目されて、町内会の存在がクローズアップされることも。

 『どこまでやるか、町内会』はそんな町内会と行政の関係や、新興の町内会のあり方を通して、町内会に関わるすべての人の疑問や思いに答えてくれる。著者は「こんな町内会だったらいいのに…」という声と正面から向き合う。

 例えば、「班長は平日のごみ置き場の掃除が義務になっている。共働きで子どもが小さいのに、どうしよう」という人に対しては、「部分参加で、掃除にかかる会費だけ払うという相談をしてみては」とアドバイスし、「行政の戸別収集」というやり方もあると紹介。

 身近なのにとても厄介な町内会・自治会の課題を解決してくれる同書。快適なご近所づきあいをしたいという人はぜひ手に取ってみてほしい。

紙屋高雪
1970年愛知県生まれ。京都大学法学部卒。自らのブログ「紙屋研究所」で漫画評論や育児論、社会時評をつづる。

※掲載内容は変更になる場合があります。